3秒でエビフライが完成するCMを「恋仲」枠内でOA

「3秒でエビフライが出来上がる」と話題のYouTube動画が、テレビ用CMとして9月7日(月)に放送される月9ドラマ「恋仲」(フジテレビ系)内のCM枠でオンエアされることが明らかになった。

同動画は、NTTドコモのLTEネットワークの速さを話題化させるためのプロモーションとして展開され、「ドコモのネットワークは速い」を理解してもらうことを狙って制作されたという。

動画で「ドコモのネットワーク＝速い」ということを視覚的に体感してもらうために、「3秒クッキング」という番組で、3秒で調理が完了する爆速調理装置を開発し、その調理方法動画をYouTubeで配信した。

YouTubeでの再生回数は1500万回('15年8月末時点)を突破し、WEB上で大きな話題を生み、6月にフランスで行われた世界最高峰の広告祭、第62回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルでは、ブランデッドコンテンツ＆エンターテインメント部門、フィルムクラフト部門においてゴールド、フィルム部門においてシルバーを受賞した。

装置の仕掛けは全て、独自プログラムによりボタン一つで発動し、射出のタイミングに合わせコンマ1秒単位で小麦粉、卵、パン粉、炎が発動するよう設計。

エビの発射レーンでは、タンクに10倍圧縮の空気を充填(じゅうてん)させ、電気開閉弁を開けることで空気を噴出し、小麦粉とパン粉は空気圧で、溶き卵は電動シリンダーで動作させている。

CGではなく実写撮影にこだわり、撮影では数十回のNGカットを重ねながら動画が完成した。