山崎賢人、“超ドSな腹黒キャラ”に期待!! 

2015/09/07 06:00 配信

映画

山崎のデビュー作「熱海の捜査官」(10年)以来、5年ぶり共演となる2人(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

今、女子に最も人気の若手俳優・山崎賢人が、今度は“ドS王子”に――。2016年5月公開の映画「オオカミ少女と黒男子」で、山崎が二階堂ふみとともにW主演することが決定。山崎は、見た目は人当たりのよい笑顔で学校イチのイケメン、でも中身は腹黒い超ドSという両極端なキャラクター・佐田恭也を演じる。

「オオカミ少女と黒男子」は、別冊マーガレットで連載され人気を博した同名コミックが原作。既刊13巻にして、累計発行部数は420万部を突破。世の女子高生をキュンキュンさせるラブコメ決定版だ。

物語は、二階堂演じる平凡な女子高生・エリカのささいなウソから始まる。恋愛経験ゼロのエリカは、高校でできた友達グループの話題についていくためにウソの恋愛話を続ける“オオカミ少女”。しかしウソがばれそうになりピンチに! そこで、街で見かけたイケメンを盗撮して彼氏と偽り、その場をしのいだエリカだったが、そのイケメンが同じ学校の“王子さま”佐田恭也であることが判明。ウソをつき通すため、エリカは佐田に事情を打ち明け、彼氏のフリをしてもらうことにする。しかし実は、佐田は超ドSの“黒王子”! 彼氏のフリをする代わりに、エリカは恭也の“犬”になることに…というストーリー。

佐田を演じる山崎は、’14年公開の映画「L♡DK」で見せた“壁ドン”が社会現象に。その後も、NHK朝ドラ「まれ」やドラマ「デスノート」(日本テレビ系)など話題作に次々と出演し、ファン層を広げてきた。映画「ヒロイン失格」(9月19日公開)、「orange―オレンジ―」(12月12日公開)、「四月は君の嘘」(’16年公開)が控える、今最もホットな俳優の一人だ。きょう9月7日が21歳の誕生日。20歳の1年間を追った初のDVD付きメモリアルBOOK『Scene #20』(KADOKAWA刊)を9月26日に発売する。「オオカミ少女と―」では“超ドSな腹黒キャラ”という新たな役柄に挑戦する。端正なルックスとのギャップが、女子にはたまらない仕上がりになりそうだ。

今回のキャスティングについて、松橋真三プロデューサーは「原作でも抜群の人気を誇る、演じる者を選ぶキャラクターで、キャスティングも難しい」と、佐田の配役に苦心したことを明かしつつも、山崎に白羽の矢を立てたねらいついて「俳優としての実力を蓄えた今、“優しさ”と“ドS”の両極端なギャップを理想通りに演じてくれるでしょう。女性の中に潜在的に求められる理想の男性像を今回の彼に期待してもらって構わないと思います。今の山崎賢人さんならファンも納得ではないでしょうか」と説明する。

一方、演じる山崎は「少女マンガのキャラクターでこんなにも人を犬のように扱う男はあまりないと思うので、僕の中のドS部分を最大限に引き出し、佐田恭也を演じ切りたいと思います」と、個性的なキャラクターを演じることを今から楽しみにしている様子。

山崎とともに主演を務めるのは、2012年公開の「ヒミズ」でヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞・日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若手実力派女優・二階堂ふみ。その後も映画「私の男」「渇き。」(ともに’14年)、「美園ユニバース」(’15年)などに出演し、演技の幅を広げている。山崎とは、彼の俳優デビュー作・ドラマ「熱海の捜査官」(’10年)以来の共演となる。二階堂は「恋に恋して嘘をついた女の子を演じる事にとてもワクワクしています。原作のトキメキをスクリーンでもお届けできるよう頑張ります」と意気込む。

メガホンを取るのは映画「ストロボ・エッジ」「娚の一生」(ともに’15年)など少女コミックの映画化に定評のある廣木隆一監督。2016年、日本中の片思い女子が共感できる新たなラブコメ映画が誕生する!

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