【オモ高訪問】堀井新太「無意識で歌っています!」

2015/09/11 05:00 配信

ドラマ

「表参道高校合唱部!」(TBS系)に出演中の堀井新太を直撃!

ドラマ「表参道高校合唱部!」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の出演者にリレー形式でインタビューするSmartザテレビジョンオリジナル連載企画。

第8回は、野球部時代は自分の気持ちを表に出せず本音を隠していたが、真琴(芳根京子)をはじめとする合唱部に背中を押され、自分に正直になることができた大輔を演じる堀井新太を直撃。

前編では、大輔は“歌の力”に励まされたと話す堀井に合唱に対する思いや、野球部時代の大輔を振り返ってもらった。

――まずは役どころを教えてください。

もともと大輔は、野球部に所属していました。合唱部の一員となってからは、いつも明るくて、みんなが言えない冗談なんかも真面目に言ってしまうような、明るくて優しい青年です。

大輔の転機となった第3話(7月31日放送)で、真琴ら合唱部に出会ったおかげもあり、自分の本音を言えるようになったんですよね。それまでは、自分に自信がないから面と向かって話すこともできないし、何より大好きな野球ができないっていう事実を伝えられない子でした。でも、合唱部が放つ“歌の力”に励まされ、おやじにもちゃんと「野球を辞めさせてほしい」と話すことができました。

――第3話以降の大輔は、すごく輝いて見えました。

好きなことは好き、嫌いなことは嫌いと素直に話せるようになりましたからね。今までは野球一筋だったのが、合唱部に新たな居場所を見つけることができたことも大輔にとっては大きいです。

――合唱部に入部し、さまざまな曲を披露してみてどうでしたか?

すごく単純ですが、歌うことって気持ちが良くて楽しいです! それに合唱は、1人で歌っても成立しないし、大勢の人と歌うことでその気持ちの良さが表れることにすごく魅力を感じています。

大輔も合唱部に入部したころは、まだ合唱のことを何も知らなかったんです。しかしだんだんと回数を重ねることで、大輔の中でも歌詞の意味やこの曲を何で歌うのかっていう理由が明確になっていく。それがすごく面白いですね。

あと、歌とドラマのストーリーがリンクしているので、その意味をしっかり理解した上で歌うっていうこともとても勉強になって楽しいです!

――堀井さんご自身の合唱にまつわる思い出や印象を教えてください。

学生のころ、音楽の授業の一環で合唱に参加していて、そのころはコーラスではなくユニゾンでしたが楽しかった記憶があります。

これまで合唱部は淡々として動かないっていうイメージがありましたね。正直に話すと、最初は歌を歌っているだけでいいのかな?っていうイメージでした。でも実際に始めてみると「これは大変なことなんだ(笑)」と。

まず、歌うには喉を鍛えないと良い声がでないし、発声する時に体を支えるには足腰を強化しないといけないし。僕、学生時代は野球部だったんですけど、その時と同じぐらいにきつかったですね。練習を始めたばかりのころはヒーヒー言いながら苦労していました(笑)。

――現場は同世代の方も多いと思いますが、最近あったエピソードを教えてください。

第6話(8月21日)の合宿シーンは、3日間で1話分を撮影するっていうとてもハードなスケジュールだったんですけど、メンバーと一緒にいる時間が長かったので自然と絆も深まりましたね。あらためて「表参道高校合唱部!」をやれて良かったなってみんなで話していました。それと合宿中もですが、空き時間に歌うことが多くなりましたね。

――先ほども皆さんが合唱曲を口ずさんでる姿をお見掛けしました。

どんなに大きい声で歌っても怒られない現場って、ここだけですよ(笑)。気付いたら歌っていますもん。気付ければいいんですけど、怖いのは無意識で歌っていることがあって…。この前、電車の中で1人で歌っていたらしく、同じ電車に乗っていた人に「何この人?」っていう目線で見られていました(笑)。しかも、歌っていることに自分では気付いていなくて、いろんな人に見られているなと思ったら、勝手に自分の口が動いていることに後から気が付いたんです(笑)。

後編・【オモ高連載】堀井新太「高校生と歳の差は感じない」に続く