'09年に放送が始まったドラマ「深夜食堂」(MBS・TBSほか)が、「ソウルドラマアウォード2015」の授賞式で、年間最高人気外国ドラマ賞(Most Popular Foreign Drama of the Year)を受賞したことが明らかになった。
「ソウルドラマアウォード2015」は、'06年に始まった世界最大級の国際ドラマフェスティバルで、ことしで10周年を迎える。
今回「深夜食堂」が受賞した「年間最高人気外国ドラマ賞」は、非競争部門として'09年に創設。これまでアメリカ・CBSの「CSI:科学捜査班」やイギリス・BBCの「シャーロック」など、名だたる作品が受賞してきた。
「深夜食堂」の受賞は、アジアでは2作品目、日本の作品としては初の受賞だという。韓国で過去3シリーズ全30話が現在も放送されており、中でも去年放送の第三部は日本と同日放送されるなど、日本のドラマの中では高い人気を誇っている。
授賞式には、主演の小林薫と松岡錠司監督が登壇。トロフィーを受け取るとともに、受賞スピーチを披露。その模様は韓国3大ネットワークの一つMBCテレビにて同日全国ネット放送される他、中国のインターネットテレビ(Mango TV)でも生中継された。
■「深夜食堂」:原作は累計発行部数270万部のベストセラー作品で、第55回小学館漫画賞/第39回日本漫画家協会賞大賞受賞の人気漫画。また、ドラマだけでなく、ことし1月に日本で公開された映画「深夜食堂」も韓国で6月から公開中で、累計観客動員数は13万人を超え、'00年以降の中規模公開作品の日本映画の中で最高の動員数を記録している。
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