「TENNに笑ってほしい…」追悼イベント開催決定

2015/09/15 17:21 配信

音楽

ET-KINGメンバー・KLUTCH主催で、TENN追悼イベントを開催

'14年9月25日に急死したET-KINGのメンバー・TENNの追悼イベント「ONE LIFE -for TENN-」が、命日の翌日となる9月26日(土)に開催されることが分かった。

同イベントはメンバーのKLUTCHの主宰で、生前のTENNと親交の深かった30組以上のアーティストやDJが出演。ET-KINGはグループとしての出演はないが、メンバーはそれぞれ個人や別ユニットなどで参加する。

会場となるのは大阪にあるライブハウス・CONPASSと飲食店・CLUB CAMONの2カ所。CONPASSはET-KINGがインディーズ時代から自主企画イベントを行っていた場所で、CLUB CAMONはKLUTCHがイベントを企画したり、ET-KINGのライブの打上げなどを行ったりしていた場である。

主催者のKLUTCHTENNと同イベントについてコメントを寄せた。

TENNは音楽が好きで、歌うことが大好きで、地元大阪とその大阪の音楽シーンを愛していました。TENNと一緒に大阪の音楽シーンを盛り上げようというテーマで『大阪らりあっと』というイベントを一から作り上げました。ホンマに楽しいことをするのが好きなやつだったので、影響されて僕も周りのみんなも心から楽しんで企画をしていました。

『ONE LIFE―』に出演してくれるアーティストたちといろいろと話をする機会があったのですが、誰もが口をそろえて言うのが『TENN君はすごい人やった!』という言葉でした。みんなの知らないところで一人でいろいろ動いていたり、人が嫌がることや面倒くさがることをサラッとやってくれたりするのに、そういう部分を一切見せないところがとにかくすごい!とみんな言うてます。そんな仲間たちが今回の『ONE LIFE―』の開催にあたり、背中を押してくれました。

音楽以外の部分でも大阪の社会に貢献したいと考えて、アーティストなどの仲間を集めてフットサル・チームを作って、チーム名も大阪らしい名前にしたい!ということで『DONAIYA OSAKA』というチーム名にしていました。全力で楽しんでスケールのでかいことをやってのけていて、思わず感心してしまいます。その心意気はコシバKENBUCCIを含めた、他のメンバーに受け継がれています。

『ONE LIFE―』はTENNが笑って、楽しんでくれるようなイベントにしたいと思っています。『TENNだったらどうするかな~?』ということを考えながら作り上げていきたいと思います。

TENNがやってきたことと、やろうとしたことを忘れないように、次の世代にも語り継いでいけるように、『ONE LIFE―』は毎年やっていこうと考えてます」

また、今回のイベントの売り上げは、TENNの名義で「大阪方式の校庭の芝生化・大阪府公立小学校の運動場の芝生化推進事業」に全額寄付されることも発表している。

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