黄金に輝く絵画も? 「黄金のアデーレ」予告編解禁!

2015/09/16 12:00 配信

映画

映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」は11月27日(金)公開となる(C)THE WEINSTEIN COMPANY/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

アカデミー賞女優のヘレン・ミレン主演最新作で、クリムトの名画をめぐる感動の実話を描いた映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」が11月27日(金)に公開されるのに先立ち、このたび予告編が解禁された。

解禁された予告編では、オスカー女優ヘレン・ミレン演じるマリアが、家族の唯一の形見である黄金に輝く絵画、そして心の奥に封印した過去を取り戻すため、国を相手に正義を貫くさまが映し出されている。

つらい過去と向き合いながらも確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな82歳のマリアと、最初は頼りないがマリアや自身のために少しずつ変化していき、真相を追究する駆け出し弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)とのタッグも見どころとなっている。

マリア唯一の形見は、クリムトが描いた伯母アデーレの肖像画・通称「黄金のアデーレ」だった。

ナチスに奪われたその名画は数奇な運命をたどり、ウィーンのベルベデーレ美術館に展示され、オーストリアの“モナリザ”として国民から愛されていた。オーストリア政府が手放すはずがない、と周囲が諭す中、マリアは「皆さんには国を代表するクリムトの名画でも、私には大切な家族の唯一の形見」と訴え続ける。

そんな彼女の覚悟に心動かされた弁護士のランディと共に、マリアは一度捨てた故郷ウィーンへと舞い戻り、名画と一緒に奪われた、家族や友人との美しい日々を思い出していく。