サントリーコーヒー「プレミアムボス 微糖」の新CM発表会が行われ、出演するタモリとスペシャルゲストのマツコ・デラックスがそろって着物姿で登場した。
まず一人で登場したタモリは、「京都で古美術商をやっております、タモリです。よろしくお願いします」とあいさつし会場の笑いを誘い、司会進行の福井謙二から“平成の松尾芭蕉”と紹介されると「いやいや、そんな感じはないない! 和装は普段ほとんど着ないですね」と続けた。
今回の新CMは「『プレミアム京都』篇」ということで、京都で撮影。
タモリは「まるで映画を撮っているかのようで、すごかったです。でも、歩いているとほとんどの人が、『ブラタモリ』(NHK総合)って言うんですよね(笑)。全然違うのに。女子アナもいないのに…(笑)。
撮影は早朝やったんですよ。朝4時半起きとかね。人手が8時過ぎになると多くなるのでそれまでに。撮影は順調で天候にも恵まれました」と撮影エピソードを明かした。
また共演者については「トミー・リー・ジョーンズさんは京都大好きらしいですね。日本に来るたびに京都に何泊かするらしいです。篠原信一さんは初めてお会いしたんですけど、同じ人間でもこんなに違うんだって…大きさに驚きましたね! 松雪泰子さんは着物がよく似合いますね。山村紅葉さんは、やっぱり迫力ありますね。わーっと押されるような感じがしますね(笑)」と印象を語った。
そんな中、スペシャルゲストのマツコ・デラックスが登場。
タモリの「“プレミアム”というより“マキシマム”という感じですね(笑)」という一声に対し、「嫌いじゃないです、そういうの」とマツコが返し、さらにタモリが「以前、『ヨルタモリ』('15年フジテレビ系)に(マツコが着物で)出たときなんですけども、座っているだけで、10分に1回みんなで帯を下ろさないと帯が上の方まで上がってくるんですよ! どういうシステム?」と言うと「何でそんなところばっかり覚えてるのよ!」とマツコがツッコミを入れるなど、“プレミアム”な(?)トークショーがスタート。
今回の会見場に選ばれた高級ホテルについてツッコミを入れたり、“コーヒーに合うお菓子”を「持ってきてくれるかな?」と“笑っていいとも”ふうにタモリが呼び込むが、何も言わないスタッフに「なんで、『いいとも!』って言わないのよ!」とマツコが注意したり…。
さらには、「京都」が舞台の新CMのところ、京都についてマイナス方向に話が進んでしまい、司会の福井が焦りだしてしまう…という、自由過ぎる2人に会場も笑いに包まれた。
途中、タモリならではの京都のマニアックな話も挟み、CMに出ていないマツコに対しての仕込みがあったり、さまざまな段取りで進むが、タモリは「これ、何の会だかよく分からなくなってきたな…。皆さんと楽しく過ごしてるっていう会?(笑)」、マツコは「(この会見)チャレンジし過ぎだって! 小細工入れなくていいのよ。タモリさんと私が来ているんだから、どうにかするわよ~!」と心強い一声も。
最後にタモリが「京都とプレミアムボス微糖で…“甘さが少ないところが、いい”。お粗末さまでございました(笑)」と締めくくり、20分弱予定のところ約45分という2倍以上長くなった“プレミアム”な会見が終了した。
この新TV-CMは9月29日(火)から全国で放送開始する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)