怒髪天の“酔いどれライブ”の模様を独占放送!

2015/09/30 12:00 配信

音楽

怒髪天が6月27日に行ったEXシアター六本木でのライブツアー初日の模様を放送する(C)テレビ朝日

10月4日(日)、「EXシアターTV Live」(CSテレ朝チャンネル1)で、6月27日にEXシアター六本木で行われた「怒髪天TOUR2015 オヤジだョ!全員酒豪 ~人生航路、酔う SORROW~」のツアー初日の模様を独占放送する。

怒髪天は、'84年に北海道・札幌で結成されたスリーピースバンド。昨年には結成30周年を祝う最初で最後の日本武道館公演を成功させるなど、バンドとしての成熟味を増している実力派だ。

5月に発売された自身の“酒唄”を集めたコンピレーションアルバム『怒髪天 酒唄傑作選~オヤジだョ!全員酒豪~』を引っ提げての全国リリースツアーが、9月29日の東京・渋谷公会堂公演で第一幕のファイナルを迎えたばかり。

今回放送されるライブでは、ステージ上に黒地に白の“怒髪天”の文字、凛と掲げられたバックドロップが現れると、大きな手拍子でメンバーを迎え待つ客席の熱気にスイッチが入り、その時点で会場の一体感は最高潮に。

1曲目の演奏が始まるや、アリーナの前方から最後方まで、曲に合わせて一糸乱れぬ動き。もはやパフォーマンス集団と言っても過言ではない観客たちで埋め尽くされ、ステージと客席が一体となるツアーが幕を開ける。

ボーカルの増子直純は「いい機会だったろ? (怒髪天のライブがあって)六本木なんて来ないだろ? 心配したよ、おまえらが“怒髪天”って書かれたTシャツを着て、六本木の駅を降りてくるんじゃないかって、絡まれたらどうしようって。いやむしろ安心か!?」と、“増子節”をさく裂させ、客席をさらに盛り上げた。

続けて、増子の「きょうは間違いなく最高のライブになるから。よし行ってみよう!」の煽りとともに、新旧の名曲がコーナーごとに丁寧に組み込まれた演奏が続く。

ギターの上原子友康は「懐かしい曲をやったんですけど、あのころの曲を聴くと、当時の自分たちのいろんなことを思い出してキュンとしました」と言えば、増子が「今その話を聞いてるだけで、ちょっとグッときちゃった」と、笑いながらも目頭を押さえる一幕も。

終盤に増子が「帰り気を付けてよ。ちゃんと汗をかいたまま、“怒髪天”って書いた汗臭いTシャツで駅まで行くんだぞ! おっかないんだぞ六本木は(笑)。ちゃんと臭いまま帰ってよ。本日はお忙しい中、怒髪天ツアー初日にお越しくださいましてありがとうございます。皆さんの健康を祝して。かんぱーい!」の発声から、「日本全国酒飲み音頭」そして、「宜しく候」の演奏で本編が終了。

その後、アンコールを求める大きな手拍子が会場に鳴り響き、再びメンバーが登場する。

増子は「何かね、幸せだな。分かるんだ。曲をやっている時、ステージからみんなの顔が見えるから。ちゃんと曲を受け止めてくれてるんだなって。みんなが、きょうやった曲をこれからの何かに役立ててくれる、何かしらの時に持って帰って使ってくれるだろうなって思うとグッとくるわなぁ。バンドができる一番の恩返しは、解散しないことだって思っているから。大丈夫。坂さん(坂詰克彦)がCGになるまで大丈夫(笑)」 と、熱い思いを打ち明けた。

最後には「さてそれじゃ、もう一杯やって締めようぜ!」と言ってアンコールソングを歌い上げ、「きょうは最高の酒だったぜー。長い全国ツアーに出掛けてくるぜ。ありがとう! 生きてまた会おうぜ!」という増子の言葉で、ツアー初日が幕を下ろした。

ツアー初日のテンション高めな怒髪天のライブが見られる今回の「EXシアターTV Live」。見逃すなどという、もったいないことをしたら、怒髪天も髪の毛を逆立てて怒っちゃうかも?