ドラマ「新★乾杯戦士アフターV」(テレ玉ほか全国8局で放送)が10月からスタート。「戦闘なし！怪人なし！採石場なし！」、戦った後のヒーローの“打ち上げ”だけを描いたドラマが1年半ぶりに帰ってくる。
Smartザテレビジョンでは主要キャスト3人にインタビュー。「“無駄に”パワーアップして復活」した異色のヒーローたちの素顔に迫る。第1回は黄金戦士トレジャーV(アフターV)のリーダーで最年少のレッドを演じる村井良大が登場。
──いよいよ第2期が始まります。
まさか続編をやるとは思わなかったですよね(笑)。これ以上、どういう話をするんだろう、どういう展開にするんだろうなって。第1期の時は“ヒーローあるある”みたいな話が多かったんですけど、それが第2期でどういう話に持っていくんだろうなって、(撮影前は)興味がすごくありました。キャストが変わらず、またこの現場でやれるんだなって、うれしかったですね。
──今回も採石場など屋外のシーンはなく、居酒屋、カラオケ店だけ。演じるのに難しくはないですか？
難しいというのは特にないですね。シチュエーションは変わらないんですけど、だんだん居心地がよくなってきて、居酒屋にずっと座って喋っているのが楽になってきちゃって。最初は不思議なドラマだなって思いましたけど、途中からは「これがアフターVのスタイルだ」と思って楽しんでいました。
──第1期放送後、反響は大きかったんじゃないですか？
「今までこういうドラマは見たことない」という感想を聞きましたね。ヒーローものなのに、戦いもしないし、アクションもないし、変わったドラマだけど、笑いもあるし、独特なドラマで面白いという声が多くてすごくうれしかったです。
──第2期は福岡(の居酒屋)が舞台ということですが。
そうですね。トレジャーVが福岡に行くというお話です。東京タワーが見えるところで撮影してましたけど(笑)。
──ヒーローが福岡のウイークリーマンションに泊まっているというのが面白かったです(笑)。予告映像では「無駄にパワーアップ」とナレーションがありましたが？
シチュエーションが変わったとか、CGが増えたとか、そういうパワーアップはゼロなんですけど(笑)。でも、(CGは)ちょっと増えてるかな？ オープニングもちょっとパワーアップしてますね。採石場にも行きましたし。本編では出てこないですけど(笑)。
でも、本編の筋はまったく変わってない。だから“無駄に”パワーアップなんです。ただ、キャストはパワーアップしたというか、一致団結感がさらに強くなった感じがして、現場は本当に和気あいあいとしていて楽しいです。
──では、パワーアップした第2期について教えてください。
第1期はヒーローあるあるだったり、こんなヒーローがいたら面白いって感じだったんですけど、第2期はさらに掘り下げています。役職はヒーローだけど、非常に人間味にあふれるところがあって、そこがすごくパワーアップしているところですかね。
キャストもスタッフも全員のキャラクターが分かっていて、それをみんながきれいに膨らませている感じです。掛け合いもすごく気持ちいいし、監督が新しく持ってきたお話も「こういう切り口でくるか！」っていう楽しさがあって。それをみんなで盛り上げてやっています。
レッド的な話だと、ある人に恋をしちゃう展開があるんです。それがすごく面白いなって思います。あと、第1話でいきなり衝撃宣言をしてしまうんです。ある決断をするんですけど、第1話からとんでもないことを言っちゃうというね(笑)。
第1期の時に、これ以上もう話はないだろうなって思ったんですけど、実はまだまだあって。それに驚いたのと、ヒーローたちのダメさ加減とかが、じわじわと、さらに面白くなっていて。本当に第2期の展開は面白くなっています。
【アフターV】レッド・村井良大「太陽がしんどい」は10月3日(土)朝6時アップ予定
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