毎週日曜に放送中の「イチから住~前略、移住しました~」(夜6:30-6:57テレビ朝日系)では、10月11日(日)放送分からまこと、富永美樹夫妻が3カ月限定で静岡・戸田に移住する。
いよいよ移住する朝、修善寺駅に降りたった2人。重い荷物を抱え、期待と不安が入り混じった顔のまことと、どこか楽しげな表情の富永。
戸田へは、修善寺駅からバスで山道を行くこと、およそ1時間。バスの窓から見下ろす戸田は、海のすぐ近くに住宅が立ち並ぶ、まさに港町。港に立ち寄ったところ、地元住民から「物件は商工会が案内してくれる」との情報を手に入れる。
商工会を目指して移動中、“戸田特産 タカアシガニ”というのぼり旗が立つ店を見つけ、ちょっと寄り道することに。
巨大な水槽があり、その中には、すぐ近くの駿河湾でとれたという世界最大のタカアシガニが窮屈そうに詰め込まれていた。
富永は「ちょっと触ってもいいですか?」と、興味津々。店の人によると、中間くらいの大きさという、体長は1m以上、重さは2.5kg。「よい筋トレになるわ~!」と抱えながら楽しそうに話す富永に対し、「よく触れるわ…」と、一歩離れて苦い顔をするまことだった。
気を取り直して商工会へと向かい、担当職員の方から物件を紹介してもらった2人。
1軒目は、台形の土地のせいで、方向によっては三角形の形にも見える住宅。その2階部分を貸し出しており、家賃は4万5000円。すぐ隣には、ミカン生産者の大家さん家族4世帯が暮らしており、大家さんから搾りたての絶品みかんジュースをいただいた2人は大喜び!
2軒目は、川沿いの木造平屋一軒家。築年数はたっているものの、きれいに掃除され、塗り壁にふすまという、古き良き日本を体現したかのような物件。
そして3軒目は、海に面したペンション風の物件。淡いミントグリーンの壁に、戸田湾が望めるオーシャンビューのテラス。ロフトに上がると広い空間にベッドが2つ。
さらに、窓がついたバスルームからは海と富士山が望める絶景が待っていて、家賃は5万円。
それぞれ魅力的な3つの物件。はたして夫妻はどの物件を選ぶのか? 途中、商工会職員お薦めの店でタカアシガニを味わい、さっそく戸田の味覚を堪能した。
まことは「「戸田は山があり、川があり、そして海もあり、足りないものはない本当に素晴らしいところだと思います。さらにぜいたくだなと思うのが、息継ぎなしで里山と里海がつながっていること! 日本古来の生活の営みがある場所だと感じますね。この番組のファンの方も、見たことのない方も、ご覧いただけば、きっと幸せな気持ちになってもらえるはずです!」とコメント。
一方、富永は「戸田は初めて聞く土地の名前で、期待半分、不安半分でやって来ましたが、戸田の皆さんが気さくに話してくれてありがたいですね。戸田の人々のやさしいお人柄に助けられて、何とかスタートできるかな、という思いです。あとは、この番組がこんなにもドキュメンタリーだったのかと正直、驚いています! アナウンサーになって今まで台本のない撮影をしたことがないので、回りにスタッフはいるけれども、こんなにも私たち任せで、こんなにも放置されるのかとビックリです」と驚きを語った。
最後に「私たちの思いがすべて今後の物語につながっていくと思うので、私たち夫婦が知らない土地に来て、“イチから”関係性を作って溶け込もうと奮闘している姿を、リアルなドキュメントとして感じ取っていただければうれしいですね」とアピールした。
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