【アフターV】ピンク・吉川友「ピンクはほぼ素です」

ドラマ「新★乾杯戦士アフターV」(テレ玉ほか全国9局で放送)が10月からスタート。「戦闘なし！怪人なし！採石場なし！」、戦った後のヒーローの“打ち上げ”だけを描いたドラマが1年半ぶりに帰ってきた。

Smartザテレビジョンでは主要キャスト3人にインタビュー。「“無駄に”パワーアップして復活」した異色のヒーローたちの素顔に迫る。第3回は黄金戦士トレジャーV(アフターV)唯一の女性で、誰も知らない裏の顔を持ち「会計時にトイレに行く」が得意技のピンク役・吉川友が登場。

――第2期が始まりましたが、決まった時はどう思われましたか？

第1期が終わってこんなに早く、1年半で第2期ができるっていうのがすごくうれしかったです。また同じメンバーで、そしてお話もさらにパワーアップするということで、率直にうれしい、楽しみという気持ちが大きかったですね。第1期の収録がすごく楽しかったので、また同じメンバーで、同じスタッフさんで、過酷だけど楽しい撮影ができるっていうのはすごくうれしかったです。

――ドラマの舞台は居酒屋とカラオケ店だけですが、シチュエーションに変化がなくて難しかったんじゃないですか？

ずっと座ってしゃべってだったし、収録が夜遅いということもあって、どんどん眠くなってくるっていうのが大変でした。居酒屋とカラオケ店に行く間に休み時間があって、コンビニで好きな物を買って、元気を付けてまた頑張るっていうのが撮影での楽しみでしたね。

――ほとんど動きがないですよね？

第1期のときは、ずっと座っての撮影がすごく大変だなと感じたんですけど、逆に座ってしゃべっているだけの方が楽だなって第2期で感じました。もう、このまま座り続けていきたいって。あと、立った瞬間の解放感が気持ち良かったですね。

――1シーン止めずに収録するということで、せりふも長いし大変でしたね？

せりふの量が毎回どのシーンも多かったので、大変でしたね。1人が必然的に台本を読んでしゃべっていると、自然と他のキャストのみんなも会話に入ってきてくれて、いつの間にかみんなで練習してるっていう撮影だったので、チームワークはすごくいいんじゃないかなって感じてました。

――本番ではアドリブも入れていたんですか？

今回、アドリブはそこまでなかったんですね。私は台本に忠実にやっていたんですけど、よくベテランの2人、レッド(村井良大)とブルー(加藤和樹)がアドリブでちょくちょく面白い顔芸をしてきたり、面白いせりふを入れたりっていうのはありました。毎回、笑ってしまうくらい変な顔をしてくるブルーとか最高ですからね。すてきなメンバーに出会えたなと思います。

――ピンクはあまり楽しそうに笑わないから、笑わせてこられると困りますね？

そうですね。基本的に作り笑顔とか愛想笑いっていうのが、みんなに見せる顔なので。でも、撮影中に結構笑っちゃってましたね。監督から「笑ってる」って指摘されて、収録が止まったこともありました。お話自体が全部面白いので、それくらい笑いをこらえるのに必死だったドラマですね。

――現場はそんなに楽しい雰囲気なのに、感情を表に出さない役だと苦労しますね。

あまり笑えないというのは大変でした。その分、オフのときにたくさん笑ってました。で、その後の撮影に響いちゃうっていうのが何回も…切り替えられなかったですね。

――第1期の反響はいかがでしたか？

友達やスタッフさんから「吉川友そのままだね」「ありのままの姿だね」って言われましたね。褒め言葉なのか分からないんですけど。

――普段の吉川さんもピンクっぽいんですか？

そうですかね!? 私の中ではきょうの衣装の白みたいに清楚でいかせていただいているんですけど、ちょっと…いや、大分ピンク寄りですね(笑)。キャラ設定も、自分の中で作って演じるっていうのも第1期のときからなくて、ありのままの姿をピンクで見せていたので違和感はなかったですね。

――「ピンクはこういうキャラで～」と説明はされなかったんですか？

第1期のときに監督から「普段の吉川友さんで」って言われて「普段の吉川友？」と思いましたが、ありのままでやればいいんだなって。ただ、ちょっとやさぐれてるっていうのは聞いていたのですが、役にピッタリということで選んでいただいたんですかね？ うれしいのか、うれしくないのか分かりませんが。

――吉川さんも普段、やさぐれているんですか？

いやいや、やさぐれてはいないですよ。ちょっと雑なところがあったり、女として残念だなって思う行動をしてしまったりすることがあるくらいです(笑)。

【アフターV】ピンク・吉川友「世界征服したい！」は10月17日(土)朝6時アップ予定