【アフターV】ピンク・吉川友「世界征服したい!」

2015/10/17 06:00 配信

ドラマ

ドラマ「新★乾杯戦士アフターV」でピンクを演じる吉川友。後編では、撮影の裏話などについて聞いたメイク:高橋亮(DEXI)

【アフターV】ピンク・吉川友「ピンクは素です」より続く。

ドラマ「新★乾杯戦士アフターV」の主要キャスト3人にインタビュー。吉川友の後編では撮影の裏話などについて聞いた。

――今回、舞台は福岡になりましたね。

でも、収録は東京だったんですよ。最初は福岡に行くっていう話でワクワクしてたんですけど、東京タワーの見える所で…。今回は食べ物が水炊きとか福岡名物だったので、それで福岡を感じていましたね。食べ物がおいし過ぎて、パクパク食べて福岡を感じてましたね。

――第2期になってパワーアップしたポイントはありますか?

第1期以上にせりふや言い回しが面白いので、その辺がパワーアップしているんじゃないかなと思います。福岡らしく、明太子に関係する面白いワードもありますよ。あと、新しいメンバーもたくさん出てきて、いろいろかき乱される回もあります。

――ピンクにも変化が?

話の中でプライベートを見せるようになりましたね。第1期では夜の世界で働いているのを醸し出してたんですけど、第2期ではそれをもろに出していく回があります。持ち物だったり、たばこを吸うシーンがあったりと、今回は裏の顔を見せていますね。男性の方には「福岡・中洲のお店で、何番目くらいで働いている」っていうのを妄想しながら、ピンクのバックヤードを想像してほしいなって思いますね。

――吉川さんが想像するピンクのバックヤードは?

中洲のお店ではNo.1なんじゃないかなって。でも、「何あの客!?」とか言いながら、お店のお金を取ってそうなイメージはあります(笑)。ずる賢いというか、ちょっとひねくれている部分もあるので、そういうことをやってそうだなって(笑)。

――第1期でも装備をオークションで売ってましたもんね。

そうなんですよ、売れる物は売って自分のお金にするという(笑)。

――吉川さんもお金に…。

汚くないですよ!(笑) そこはピンクと違うところです。ピンクと違って、純粋だと思いたいですね。

――現場の雰囲気はどんな感じなんですか?

今回はすごく眠くて、みんなウトウトしながらの撮影だったんですよ。みんな疲れているときに眠気覚ましのドリンクを飲んでいたんですけど、A先生(イエロー役・バッファロー吾郎A)が眠気覚ましの錠剤を買ってきたんですよ。なぜか錠剤を買ってきて、みんなに差し入れで「これ飲みーや」って言ってくださったんですけど、怪しいから誰も手を付けなくて…。A先生と、監督も渋々飲んでたんですが、あんまり効果がなかったみたいで。ドリンクの方が良かったんじゃないかなって思いました。でも、それくらい眠気がすごかったですね。

あと、アイドルカレッジの子がエンディング曲を担当していて、メンバーの子がドラマに登場してくれました。女の子が来ると場の雰囲気が本当に明るくなって、それに第1期のときはピンクがイライラしてしまった回があったんですよ。今回、また新しい女の子が来るから心配していたんですけど、ピンクはアイドルカレッジの子と絡むシーンがあまりなくて安心しましたね。

――第1期で新しいイエローが来た回で、ピンクは不機嫌でしたもんね。

不機嫌でしたね。でも、今回は逆に私がウハウハしちゃうような新しいレッドが来ます。新しいレッドは“朝のレッド”っていう感じがします。村井(良大)くんは私の中ではもう“夜のレッド”なので。本当に爽やかで、女子たちがウハウハしちゃうような感じなので、空気が一気に変わりましたね。

――新イエローが来たときの男性陣の気持ちが分かった感じですか?

分かりました!(笑) その回は本当にテンションが高いです。でも、イエローとレッドでメンバーの入れ替えがあったり、ブルーも第1期の第1話では仕事の関係上、代役を使ってっていう回があって。ピンクとグリーンだけ変わってないので、今後はそういう回もあるといいなって思いますね。

――入れ替わりたいんですか!?

はい! ピンクはきょう仕事が忙しくて夜抜けられないから新しい子が来るっていう回も面白いと思うので。今後の夢が膨らみますね!

――変わるならどんな人がいいですか?

海外のテンションが高くて、ちょっとクレイジーな女の子にやってもらって、男性陣をかき乱してほしいです。

――海外の子ですか!? それくらい大きな作品になってほしいですね。

そうですね。“ワガママBODY”みたいに大きくなっていってほしいです!

――「アフターV」は吉川さんにとって、どんな作品ですか?

裏ピンクというか、みんなが思うピンク=かわいらしいっていうイメージを覆して、ヒーローでのピンクの新しい一面を世の皆さんに知らしめたというドラマですね。

――「アフターV」の経験を、今後の活動に生かせそうですか?

この先ヒーロー物をやる機会をいただいても、かわいらしいピンクはできないんじゃないかなって。今後、やさぐれ系のキャラクターが増えていきそうな予感はしますね。でも、それはそれですごくうれしいので、プライベートでもやさぐれて、より一層プライベートでもピンクを磨いていきたいなと思います。

――プライベートの方向性はそっちで大丈夫なんですか?

そうですね。女性人気が上がるかもしれないので(笑)。

――では、第2期の見どころ、そしてピンクの注目ポイントを教えてください。

今回は第1期よりさらにパワーアップしていて、舞台も変わったということで、福岡在住の方にも見ていただきたいし、世界各国の方にも見ていただきたいですね。無駄にパワーアップしての復活なので、たくさんの人におなかを抱えて笑っていただきたいですね。

ピンクとしても、わがままがパワーアップしました。女子に共感してもらえる部分もたくさんあると思うので、第2期で女子人気を獲得できればいいなと思います。

――ピンクのわがままと一緒に“ワガママBODY”もパワーアップしましたか?

してますよ、衣装がきつかったですもん!(笑) 第2期をやるって聞いて痩せなきゃと思ったんですけど、“無駄にパワーアップ”っていうキャッチフレーズだったので、“ワガママBODY”の方も無駄にパワーアップしようかなと。で、パンパンな状態で臨ませていただきました。はち切れんばかりのボディーも見どころですよ!

――最後に、「アフターV」での今後の野望をお聞かせください。

世界征服です! あっ、逆ですね(笑)。ヒーローが世界征服って言うのもなんですが、世界中の人に笑っていただいて、アフターV中毒を巻き起こせたらなと。ムーブメント、いやレボリューションを起こしたいです!!

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