“デジモンおばさん”も号泣して大絶賛!最新作が完成

2015/10/24 00:46 配信

映画

「デジモンアドベンチャーtri.第1章『再会』」先行上映会に出席したM・A・O、花江夏樹、三森すずこ(写真左から)(C)本郷あきよし・東映アニメーション

10月23日、映画「デジモンアドベンチャーtri.第1章『再会』」のプレミア先行上映会が開催され、メーンキャストの花江夏樹三森すずこM・A・Oが「月島総合高校」の制服姿で登壇した。

主人公・八神太一役の花江は「自分が演じたキャラの服を着ることはあまりないんですけど。本当に今緊張していて、あのころ見ていた太一の、大人になった姿を演じることなんてないと思っていたんですけど、それがこうして一つの作品になっているんで相当感動してます」とあいさつ。

八神ヒカリ役のM・A・Oは「私も見ていた世代なので、皆さんがいるっていうのと、これからご一緒させていただくんだというのでやっぱり緊張してました」と告白した。

武之内空役の三森は「私も現場で恐縮していたんですよ。どこの席…わー空いてない…端の方でどうしようって思っていたんです。そしたらピヨモン役の重松花鳥さんが、『私は空の隣がいいんだ~』って言って隣に座ってくださって。しかも私の下調べをしてくださって、誕生日が一緒ですごく盛り上がりました。すごくうれしくて緊張がほぐれました」とエピソードを披露した。

そんな3人からファンに向けてメッセージが送られた。

M・A・Oは「旅が始まったばかりなので、これから皆さん一緒に冒険をしていただけたらうれしいなというのと、今回太一さんだったり、ヤマトさん、空さんとの関係がどうなっていくのかなと妄想を膨らませながらアフレコを待っている状態でもありますので、皆さんも最後の6章まで楽しみに待っていただけたらうれしいなと思います」。

三森は「デジモンアドベンチャーtri.は、あのころデジモンを見て育った皆さんも、大人になった初めて今回デジモンを見るよという皆さんも、いろんな方に楽しんでもらえる作品になっているので、ぜひたくさんに方に見ていただきたいなと思います。

デジモンかわいいし、キュンキュンしちゃうんですけども、それだけじゃなくて高校生になって思春期を迎えた“選ばれし子どもたち”の心の成長とかも、第1章から第6章まで楽しんでもらえたらなと思います」。

花江は「太一が決まった時にすごく悩みまして、どうしたら太一が出せるんだろうなとすごい考えて。アニメも全部見返して、それでアフレコに挑んだんですけど、それでも自分の中では不安で不安で『大丈夫だったかな』『どんなふうに完成しているんだろうな』と思いながら過ごしてきて。で、完成したのを見て、すごくドキドキしたんですけど、自分の中ではそこまで違和感を感じなかったのでもしかしたら太一としてちゃんと演じられたのかなと。

デジモン大好きな松澤(千晶)アナウンサーという方がいらっしゃるんですけど、別の現場でお会いして、ドア開けて開口一番に握手をされて『本当に本当に良かったです』って急に号泣し始めたんです。『花江さんが太一で良かったです』って言っていただいて。

一番のファンの“デジモンおばさん”に言ってもらえて本当にうれしかったです。松澤さんもご自分で『デジモンおばさんって呼んでください』っておっしゃっているんで(笑)。

まだまだ6章まで続きますので、引き続き応援よろしくお願いします」。

【デジモンアドベンチャーtri.第1章『再会』】

ベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後、高校生や中学生となった八神太一ら“選ばれし子供たち”は、いつの間にか閉じてしまったデジタルワールドのゲートの原因が分からないまま、平穏な毎日を過ごしていた。

ある日、お台場にクワガーモンが出現し、街は大混乱。クワガーモンを偶然見つけた太一は、暴走を止めようとするがどうすることもできない。

クワガーモンが迫ってきたその時、太一のデジヴァイスが大きく光る。「太一、でっかくなったなーっ!」。懐かしいあの声とともに、太一たちの新しい冒険が始まるというストーリー。