夏帆「私らしいお墓を建ててもらうことに憧れる」

2015/10/15 13:00 配信

芸能一般

夏帆がドキュメンタリー番組「掃苔のすすめ~お墓を巡る物語~」に出演

WOWOWプライムにて、10月17日(土)から3週にわたって俳優、映画監督、文筆家などの墓参りを通じて、故人の知られざる人物像を推察・検証していくドキュメンタリー番組「掃苔(そうたい)のすすめ~お墓を巡る物語~」(昼1:00-1:50)が放送される。

「掃苔」とは、墓石のコケを掃き清め、そこに書かれている言葉を読み解くように墓参りをすること。

今回、“掃苔人”を務める夏帆がその足跡に触れる人物は、俳優の三船敏郎、映画監督の黒澤明、女優の森光子と田中絹代、作家の開高健、劇作家の寺山修司といったいずれも一時代を築いたそうそうたる面々。

番組の企画を聞いた夏帆は「一時代を築いた方たちのお墓を巡る機会はなかなかないですし、お墓を通じて故人の人生をひもといていくなんて興味深い。ぜひ出演したいなと思いました」とコメント。

実際にそれぞれの墓を巡ってみて「毎回、背筋が伸びる思いでお参りしていました。お墓の前に立つと、ここに眠っていらっしゃるんだなと不思議な気持ちになるんです。

もちろん生前にお会いしたことはないですが、それでも、すごく偉大な方たちにごあいさつをさせていただいたような感じがしました」と率直な感想を語った。

「これだけ有名な方たちなので、名前はもちろん知っていましたが、これまで作品に触れる機会は少なかった。もちろん事前に調べてからお参りに行きましたが、それでも故人の人物像を知るうちに、もっともっと深く知りたいなと思うようになりました」と刺激を受けた様子。

番組では、墓碑銘や墓石の形状、墓地の由来、さらには関係者のインタビューなどを通じて、故人の知られざる人物像を推察し検証していく。

夏帆は「それぞれの人生を見ていく中で、自分と家族とのつながりや、今までの自分はどうだったか、これからの自分はどうするのかというように、自分の人生を見詰め直す機会にもなりました」と振り返る。

まだまだ“自分の墓”について考える年齢ではないが「自分で建てるのか、誰かに建ててもらうのかにもよりますけど、私らしいお墓を建ててもらうということには憧れます。これから自分がどんなふうに生きていくのか。それを人からどういうふうに評価してもらえるのか。それがお墓に現れるんだと思います」と明かした。

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