10月17日(土)に第2話が放送されるフジテレビ系ドラマ「テディ・ゴー!」(毎週土曜夜11:40-0:05)の連載企画第2回。
今回は、高田雄貴プロデューサーに、クマの編みぐるみに魂を宿し、山瀬和子(森川葵)を事件に巻き込んだ天野康雄役の哀川翔について語ってもらった。
――クマの編みぐるみの声は哀川さんですが、現場にはいらっしゃったんですか?
哀川さんは声だけのシーンでも男気で来てくれました。現場では、森川さんのことも気遣って話し掛けてくれました。
――哀川さんとの仕事は今回が初めてですか?
はい。すてきな人だなと思いましたね。すごく男らしいし、気配りの人なんです。いろんな現場を経験している方だからスタッフの気持ちもすごく分かりますし。現場の空気も明るくしてくれました。こちらのリクエストにも面白がって応えてくださったり、ご自身でもどんどんアドリブで足して演じてくださいました。
実は、加藤実秋先生の原作に登場する康雄はもっと頑固一徹の頭のはげた“イガイガ中年刑事”なんです。そちらもすごく面白いのですが、現場で哀川さんのお芝居を見て、哀川さんにお願いして本当に良かったと思いました。ドラマ版はドラマ版でありだなと。
哀川さんっていうたけだけしいイメージのある人がクマの編みぐるみをやるっていうギャップが面白いとか、特徴的な声だとか、「ゼブラーマン」('04年)を見たときにダメなお父さんの役がすごくはまっていたので、そういう面で康雄のキャラクターに合っているなと思いました。
――現場での森川さんと哀川さんはどんな様子ですか?
お互いがどういうボールを投げてくるかを楽しんでいる感じはありました。お二人共、お互いにお芝居の相手を楽しんでいた、という印象です。
――最後に、第2話の見どころを教えてください。
はちゃめちゃなクマによって事件に巻き込まれてしまった和子が、素人なりにどうやって捜査していくか、そのチグハグさを楽しんでいただければと思います。あとは新しいキャラクターがたくさん出てきます。冬野唯志(平岡祐太)や天野杏(永野芽郁)や高井陸(五十嵐陽向)ら、康雄が生前に関わっていた人たちが出てきて、彼の人となりが見えてきます。
【第3回は10月23日(金)に配信予定】
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