藤田麻衣子の“恋をしたくなる”ライブがオンエア！

10月18日(日)、「EXシアターTV Live」(CSテレ朝チャンネル1)で、7月10日にEXシアター六本木で行われた「藤田麻衣子 弦楽四重奏 Live Tour 2015」の、ツアー初日の模様が独占放送される。

藤田は登場するなり「カルテットとピアノと歌。私の大好きな世界観を皆さんにお届けできるということで、とても楽しみにしてきました。皆さんにはリラックスして楽しんでいただきたいと思います」とあいさつ。

「きょうは過去の作品も多くお届けする予定」と本人が宣言する通り、少し懐かしめの楽曲から未発表曲の「テントウ虫」まで、さまざまな楽曲を披露していく。

会場には、藤田の透き通った歌声、そして歌詞に聴き入るピンと張り詰めた空気、MCになった瞬間のほのぼのとした温かさが入り交じり、何とも言えない高揚感が漂う。

終盤には「恋がしたくなるメドレーを作ってきました！ 切なくなってくれるかな？」と観客をあおり、「胸が熱い」「高鳴る」「運命の人」などを立て続けに披露。

そして、アンコールの「伝えたい言葉」「おぼろ月」を丁寧に歌い終えると、「ステージのメンバーに拍手を、そして大切なメンバーである会場の皆さん自身に拍手を！ そして全てのスタッフの方に届くように大きな拍手を」という、藤田の声とともに温かい拍手が鳴り響き、ツアー初日を終えた。

CSでの独占放送へ向け、藤田は「弦楽四重奏の特別なアレンジでのライブなので、CDとはまた違った雰囲気を楽しんでいただけるかと思います。私はオーケストラでライブをしたくて歌手になりました。

ディズニーだったり、オーケストラやミュージカルの音楽が大好きで、弦楽器のすごくきれいな音に感情表現が乗るというものが好きなので、きょうは自分が目指していた音楽の形の一つでもあります。

アレンジや雰囲気で、感情をより高めていただけるライブができたかなと思いますので、ぜひ皆さんも“感情的”になって聴いてほしいです」と、アピールした。

弦楽四重奏の音色にも負けない、自然から出た湧水のように透き通った藤田の歌声を聴けば、めっきり涼しくなってきた夜空も暖かく感じそうだ。