カンテレ局キャラ・ハチエモンの宇チュー大作戦が放送

ことし8月、20歳を迎えた関西テレビ放送の局キャラクター・ハチエモン。20歳を記念したスペシャル企画として、カンテレのスローガン「超えろ。」を体現するべく、ハチエモンが“宇宙”を目指すことになった。

今回のプロジェクトの目的は、ハチエモンが地球にチューする映像を撮影すること。徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部の佐原理准教授をプロジェクトリーダーに、特殊な樹脂で作られた体長5センチの特製ハチエモンが打ち上げられ、気球に搭載した小型カメラで、ハチエモンが地球にキスをしている姿が撮影された。

このハチエモンの宇宙挑戦ドキュメントは、10月20日(火)の「ゆうがたLIVE ワンダー」(昼3:50-夜7:00関西テレビ)で放送される。

気象アドバイザーとしてこのプロジェクトに加わった片平敦気象予報士は、“ハチエモンが宇宙にチュー”に挑む今回の試みについて「気象の専門の立場から言うと、ものすごく難しい事だと思います。それも、上空2万mとかの非常に高いところに行くと、気温が-70℃くらい。風も強いところだったら時速170～180kmというものすごいスピードの風が吹いているんですよね。そういう過酷なところを突破して、それを映像に収めて、しかも地球にキスをする映像まで撮って帰ってくるっていうのは、なかなかパーフェクトにできるものじゃないです。ハチエモンがどこかに行ってしまうとか、カメラが片方壊れているとか、何らかのトラブルが発生して100点満点は難しいのかなと思ってたんですけど、100点満点どころか、120点でパーフェクトだったんで、ハチエモンはすごいし、関わった皆さんの想いがやっぱり伝わったんじゃないかなと思います」と語った。