「北条司原画展」で上川隆也が北条の画力に感服!?

2015/10/17 18:47 配信

芸能一般

「北条司原画展」に来場した上川隆也

人気漫画家・北条司の原画を集めた「北条司原画展」が、10月17日(土)より開催中。同企画展に、現在放送中のドラマ「エンジェル・ハート」(日本テレビ系)で主人公・冴羽リョウを演じる上川隆也が来場した。

北条の人気作品「シティーハンター」の連載開始から、ことしで30年を迎えることを受け開催された同企画展。「シティーハンター」及び「エンジェル・ハート」の貴重な原画が、多くの人が行き交う1階エントランス付近に各15点ずつ展示されている。

上川は、ドラマ「エンジェル・ハート」で演じている主人公・冴羽リョウの衣装で登場。熱心に原画を眺めながら、北条が描き出すリョウや仲間たちの姿に見入っていた。さらに北条がサインをした原画に、上川も冴羽リョウとして(?)サインした。

その後の会見で、上川は「そもそも北条さんは、一読者が言うのも何ですが画力の高い方だと常々存じておりましたが、やっぱり北条さんの手で実際に描かれた原画を見ると、さらに上の“すごみ”のようなものを感じますよね。

印刷(された雑誌や単行本)では伝わらないそのタッチですとか、その色彩の繊細な色付け具合ですとか、僕も昔イタズラ程度に絵を描いていたことがあるので、及ばないながらもそのすごさだけは何となく分かるという。(映画「アマデウス」における)サリエリの気分ですね(笑)」とコメント。

原画へのサインについては「緊張はしました。でも、それで筆跡がブレるよりは思い切ってやってしまおう!と思って、恐れ多い気持ちはかなぐり捨てて書かせていただきました」と心境を明かした。

先週放送された第1話の反響については「このドラマの撮影にどっぷり浸かっている中で、ほとんどスタッフ、キャストの皆さんとしかお会いしていないのですが、みんなで喜び合ったのは確かです。とてもいい結果が出たとわれわれも思えるような形で反応いただけました」と告白。

続けて「手応えというとあれですが、やはりわれわれキャストやスタッフが目指していた方向性と、視聴者の皆さんの求めていた『エンジェル・ハート』という作品の形が、いい形で着地してくれたのかなと思います。

そこをみんなで確認し合えたのが、放送後の時間だったといえると思うので、今後(視聴者と)共有できたものを失わないように、残りの撮影に臨んでいこうと意志を新たにしました」と、気を引き締めていた。

また、原作者の北条からは「(この作品の)ファンの人たちが喜んでくれてとても良かったです。キャストの皆さんの演技は本当に素晴らしかったですし、これからも期待して見ていきたいです」といったコメントが寄せられたことを明かし、上川も満足げな表情を浮かべていた。

10月18日(日)放送の第2話の見どころについて、上川は「2話からはまた新たな流れができていきます。秘密結社の暗殺者として生きてきた香瑩(三吉彩花)が、人としての感情や生きがいを見つけていくこと。そして香(相武紗季)というパートナーを失ったリョウの“再起”という、二つの縦筋が描かれていきます。

その中で第2話では、自分のしたことに対して、他人から思ってもいなかったリアクションを受ける香瑩の物語と、なぜリョウが“シティハンター”になったのかというあらましの物語が放送されます。

また、香の兄である槇村秀幸(葛山信吾)は初の実写化となるので、そちらも注目です。ファルコン(ブラザートム)のなりきり具合がとても好評ですが(笑)、槇村もなかなかですよ」とアピールした。

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