「情熱大陸」“ふうせん宇宙撮影”岩谷圭介氏に密着

2015/10/17 22:35 配信

芸能一般

10月18日(日)放送の「情熱大陸」で独自の技術で風船を使って宇宙撮影する“ふうせん宇宙撮影”の岩谷圭介氏に密着!(C)MBS

10月18日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30TBS系)で、独自の技術で風船を飛ばして宇宙撮影する“ふうせん宇宙撮影”の岩谷圭介氏に密着する。

岩谷氏は、NASAやJAXAに所属することなく、独学で宇宙開発に取り組む発明家でありエンジニアでもあり、アーティストとしても活躍中。そして、風船にカメラを付けて地上から成層圏内の上空30kmまで飛ばすという方法で、個人による宇宙撮影に成功した人物だ。

岩谷氏は、子供のころから発明家に憧れ、北海道大学工学部卒業後、就職の道を行く周囲をよそに、アメリカの学生が風船での宇宙撮影に成功した記事を読み自分でもできるのではと模索し始めたという。

街で買った安い材料で、カメラを搭載する箱と風船が破裂した際の落下用パラシュートを作成。GPSを使って落ちた場所をひたすら探す地道な打ち上げ実験を、広大な北海道の地で続け、手作り感あふれる手法で子供に夢を与えてきた。

しかし、これまで実験は失敗に次ぐ失敗の連続だった。宇宙では温度がぐっと下がるためカメラが起動しなくなる、レンズが結露して映らない、箱の落下先がうっそうとした森の中でヒグマなどもいるため回収できないなどという失敗を経験し、試行錯誤していった。

そんな中、少しずつ成功を積み重ね、広告に使用したいという企業が現れ、岩谷氏の実験はなりわいにもなっていった。

番組では、ある企業からの発注で“怪獣・ピグモンを載せて宇宙へ飛ばし動画撮影を行う”ことに挑む岩谷氏に密着。トライアルとして沖縄・宮古島で行われた打ち上げや全方向を撮影しながらその様子をプラネタリウム投影するまでを追う。