10月19日放送の「しゃべくり007」で、工藤阿須加が父親である福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督との家族秘話を明かした。
工藤は「父親のチームが負けたときは小学校の低学年くらいからずっと、僕が中心となって兄弟会議を開いてました。みんなで父の帰りを寝ずに待って玄関で出迎えて、ご飯ができるまでお父さんと一緒にテレビを見る係、お父さんにお茶を持っていく係など役割分担を決めて、少しでも父の嫌な思いを取り除いて次のローテーションに良いコンディションで向かえるようにしていました」と大投手を支え続けた家族秘話を告白。
また、野球経験がないことを明かし、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」('14年4月)でのピッチャー役について「オーディションで監督から『お前、野球できるのか? 外角低めとか投げれんのか?』と聞かれて、『経験はありませんが投げられます!』と言っちゃったんです。言っちゃったからにはやるしかないので、オーディションの最中からずっと練習して最終オーディションまでには投げられるようになって、役をいただけることになったんです」とコメント。
さらに、「そのときに少しだけ父から投げ方を教わりました。体重移動だけなんですけど。『いいか、ケツから行くんだ。やってみろ』とだけ言われて、あとは延々『もう一回!』の繰り返しでした」と告白し、「小さいころから何事に対してもずっとそうなんですけど、『自分で考えろ』と言われてました」と話した。
その後、「父も見てくれていたみたいで、『良いドラマだね』と言ってくれたんですが、投球フォームについては『まだまだだね』って言われました」と苦笑い。
ほか、「父親は絶対的な存在で、夕食のメインディッシュは父親の残り物だった」や「運気が下がると引っ越していて、今まで5、6回引っ越しました」など、プロ野球選手の家庭ならではのエピソードを披露した。