異国の地で未確認生物を探すバラエティー番組スタッフの奮闘を描く公開中の映画「探検隊の栄光」。本作で紅一点のAD・赤田を演じたのが佐野ひなこ。ドラマ、映画と活躍の場を広げる彼女の素顔を直撃!
佐野:映画への出演はもちろん、ドラマでも学生役しか演じたことがなかったから、初のコメディー挑戦はいろいろ学ぶことが多かったです。私の役は周りのスタッフをちょっと冷ややかな目で見ているツンデレな女の子です。藤原竜也さん演じる探検隊の隊長・杉崎の熱い部分に影響を受けて、変わっていくところを見てほしいですね。
――共演した出演者のほとんどが年上の偉大な俳優だったのもあり、気を使う部分が多かったのでは?
佐野:クランクインして最初のシーンが藤原竜也さんと一緒だったのですが、当時、カゼ気味で鼻声だったのもあって「大丈夫?」って声をかけていただいたりして。みなさん親切にしてくださって、逆に気を使わせてしまったと思います。
――彼女が読者モデルを経て、グラビアデビューしたのはまだ2年前のこと。幼いころはテレビは見るものという感覚で、昔から女優や歌手に憧れていたわけでないという。
佐野:幼いころになりたかったのは歯科衛生士さん。甘いものを食べては虫歯になってた気がします。歯医者さんに入った時の匂いが好きなんです(笑)。当時は2つ上の兄と遊んでいたという印象しかないですね。ベイブレードとか、男の子が好きな遊びをよくしていました。家にやってくる兄の友達と一緒にテレビゲームをしたり、お風呂上りにカードゲームをしたり、いろんな部分で兄からは影響を受けていると思います。芸能界を目指すようになったのは高校2・3年のころです。
――仕事で海釣りをした際には1m超のサメを釣り上げたり、最近は体を動かすことに興味があるとか。
佐野:映画の「ピンポン」を見直したら、卓球にハマっちゃいました。気のせいかもしれませんが、主人公たちのフォームを真似してたら、上手くなった気がします。卓球をしてるときはすごい集中しているのはいいんですけど、後でバッグを見たら、ボールが数個入っててビックリしました(笑) 後、小さい頃から食べることが大好きで、いまは焼肉とかき氷ばっかり食べてる気がします。かき氷屋さんのほうが早く閉まってしまうから、かき氷を食べてから、焼肉というのがパターンです。
――本作やドラマへの出演を通して演じることが楽しくなってきたという彼女。演じてみたい役も?
佐野:いまは天真爛漫な役が多いので、シリアスな演技もしてみたいです。子供の頃に歯医者さんに行くのが好きだったので、歯医者さんとかもいいかもしれませんね。
PROFILE●さの・ひなこ='94年10月13日生まれ、東京都出身。読者モデルを経て、'13年に週刊ヤングマガジンにてデビュー。「水球ヤンキース」('14フジテレビ系ほか)、「地獄先生ぬ~べ~」('14年日本テレビ系ほか)、「デスノート」('15年日本テレビ系ほか)などに出演。
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