Perfumeのっち「本当に堂々としている(笑)」

「Perfume WORLD TOUR 3rd」の裏側に完全密着したPerfume初のドキュメンタリー映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が、10月31日(土)より日米同時公開。

それに先駆け、10月24日に第28回東京国際映画祭のパノラマ部門の公式上映が行われた。

このたび、Perfumeは初となる自分たちの映画で、初めて舞台あいさつを行い、佐渡岳利監督と一緒に登壇した。

鮮やかなドレスに身を包んだPerfumeの登場に、場内からは盛大な拍手と歓声が起こった。結成15周年、メジャーデビュー10周年という節目の年に、初めての映画化が決定したことに感慨深げな表情を浮かべた。

先日、初めて参加したレッドカーペットについて「今まで味わったことない緊張、人生で一番緊張を味わえました。女優さんでもないのにこんなすてきな舞台に立ってしまって、いいんじゃろうか～！って」(あ～ちゃん)

「映画のお話を頂いた時点でまず驚いて、本当にうれしかったのに、国際映画祭にまで招待していただけるなんて、とても光栄で、まるで自分のことではないような、夢のような体験」(かしゆか)

「映画は監督の作品であるので、監督と一緒にカーペットを歩くことができたのも、とてもうれしかったです」(のっち)と、それぞれ喜びを語った。

また、「Perfume WORLD TOUR 3rd」を客観的に見て、あ～ちゃんは「『(自分たちが)海外によう行ったな！』というのが一番の感想です。日本でやっていることを世界でもやりたいという気持ちが強かったので。海外のどんな場所でも、照明や音響などいろんなところをみんなで工夫して、毎回少しずついいものにしていけた気がします。

私たちの決意であったり、海外の方々にも『日本でも海外に通用するアーティストがいるんだよ！』ってことが伝えられたらなと思っていました」

かしゆかは「やっと夢がかなったうれしい気持ちと、LIVE前に朝早くから並んでくださったり、LIVE中に一緒に踊ってくれていたり、私たちが普段見ることのできなかった、皆さんの“Perfume愛”を映画からあらためて感じることができてうれしかったです」

のっちは「客観的に自分を見てみて、本当に堂々としているなって思いました(笑)。3年かけてアメリカに来たのですが、1年目にみんなで勢いに乗って頑張らなかったら、こんなに海外の方々の情熱を正面から受けることができなかったなと。ふわふわして終わっちゃったんじゃないかと思います」と、それぞれ振り返った。

さらに、アメリカ単独公演も果たした現在、今後の目標として、3人とも口をそろえて「いつまでも3人でPerfumeとして頑張りたい」とコメントし、集まった多くの観客を魅了した。

最後には、あ～ちゃん直伝のPerfumeポーズで「We are Perfume！」とコール＆レスポンスしながら写真撮影。撮影前の練習では「男子～！ 女子～！ 声出していくよ～！」と、観客との一体感を大切にするPerfumeのライブさながらのパフォーマンスに場内の観客は熱狂した。

Perfumeも観客も、終始、笑顔の絶えない舞台あいさつとなり、タイトルコール終了後も熱を帯びたまま、イベントは幕を閉じた。