テレビ東京ほかで放送中のコント番組「SICKS~みんながみんな、何かの病気~」(毎週金曜0:52-1:23)でレギュラー出演するおぎやはぎが取材に応じた。
本番組は公開中の映画「ヒロイン失格」などを手掛ける英勉監督と「ゴッドタン」(毎週土曜夜1:45-2:10ほかテレビ東京系ほか)の佐久間宣行プロデューサーのタッグで、現代病をテーマにしたコント番組。
小木博明は“撮れ高病”の豪腕テレビプロデューサー役、矢作兼は“叩かれたくない病”の公務員や、ネットニュースの煽りタイトルの達人“バズりたい病”など強烈なキャラクターを演じている。
ほか、若林正恭は“ガチ恋病”、春日俊彰は飲食店を育てたがる“レビュアー病”、清水富美加と中島早貴は怒涛(どとう)の腐女子トークを展開する“フルボッコ病”などのコミカルなコントで登場する。
矢作は小木の好演について「本当にいい。小木は何年かに一度いい仕事をするけど『ついに来た』と思った」とべた褒め。小木は矢作のコメントを受けて「周囲から感想を言われたとかはまだないんですけど、誰より矢作に褒めてもらえてうれしい。矢作の演技もよかったよ」とデレデレ。さらに矢作は「小木、ドラマや映画のオファー来ちゃうよ! 次の英監督の作品出てるんじゃないかな」と相方愛が収まらない様子。
共演者とのエピソードを聞かれた小木が「女優やアイドルが出るって聞いたのに、(自分のコントに出演するのは)佐藤仁美だとは!」とおどけると、矢作も「すごく小木を引き立てた!」と乗っかり、おぎやはぎらしい表現で佐藤へ賛辞を贈った。
続けて、オタクワードやネットスラングで激論を交わすマユ(清水)とリコ(中島)の腐女子コントには「中島さんはアイドルじゃなくて本当にオタクの子かと思ったほどすごかった。富美加ちゃんは舞台共演で優秀なのは知っていたけど『本番前日は不安で寝ていなかった』と聞いた。
あの独特の言葉とせりふ量を覚えなきゃいけないなんて自分なら地獄としか思えない。無事クランクアップしてホッとしているのは二人なのでは」(矢作)と思いをはせた。
また、小木はオードリーについて「若林がカメラ回っていない時、俺をバカにした感じでニヤニヤ見てるんですよ。理由を聞くとまたバカにされそうだから何も言えなかった」とまるで本番組のコントのような展開があったことを明かした。
そして、矢作は英監督との思い出を「芸人はみんなそうだと思うんですけど、ドラマや映画のように何度も同じシーンを撮られるのは正直好きじゃないんです。でも映像を見ると、格好良く撮ってくださっていて、全てを許せてしまうくらい感動しました」と振り返った。
小木は取材に立ち会った佐久間プロデューサーから「小木さんは撮影期間中に『ヒロイン失格』が興行収入20億円を突破したと分かった途端、監督にハマろうとし始めた」と暴露され、タジタジ。
「すごい人なんだって分かったら、『今のシーンどうですか?』とか聞きに行ってた」(佐久間プロデューサー)と付け加えられると「最初から分かっていたら、クランクインからそうしたんだけどねー」と返し、笑わせた。
10月23日に放送された第3話では、マユとリコが見出しの達人・時村(矢作)の投稿したページを目にするなど、別設定だったシチュエーションが交錯し始めることが明らかに。今後の展開について佐久間プロデューサーは「これから格好良いおぎやはぎが見られますよ!」と自信たっぷりに予告した。
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