売れっ子猫・のり子が4つの物語で涙と笑いを誘う!

2015/10/30 17:14 配信

映画

とある駅に住みつく一匹の猫が誘う、どこか不器用な人間たちの4つの物語「4/猫-ねこぶんのよん-」(C)2015 埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ

公開中の「猫侍 南の島へ行く」や「先生と迷い猫」、'16年公開の「猫なんかよんでもこない。」など猫がキーとなる作品が秋から相次いで公開されるなど、映画界は空前の猫ブーム。そんな中、4人の若手クリエイターが「猫」をテーマにした短編作品で真剣勝負する「4/猫-ねこぶんのよん-」が12月12日(土)より、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開する。

今後が期待される若手映画監督4人が「一匹の猫が住みつく、とある駅を利用する市井の人を描く」というたった1つのルールを守り、個性的な短編作品を生み出した。ラインアップは解散の危機を迎えた漫才コンビの顛末を描く「猫まんま」(上田慎一郎監督)、女子中学生の嘘のメールが招いた思いがけない事態を描く「ひかりと嘘のはなし」(早坂亮輔監督)、スリを働く母娘の絆を描く「一円の神様」(浅沼真也監督)、休業中のホテルの支配人と事情を抱える宿泊客の交流を描く「ホテル菜の花」(中泉裕矢監督)の4作だ。キャスト陣も三浦誠己木南晴夏柴田杏花長谷川朝晴、山田キヌヲ、朝倉あき山中崇といった実力派俳優、若手俳優がそろい、心温まる人間ドラマを織りなしている。

そして、本作のキーとして登場するのが猫ののり子ちゃん。4つの物語で、ある時は優しく寄り添い、ある時は物語を思わぬ方向へと導き、またある時は大切な愛に気づかせてくれる、そんなのり子の演技にも注目が集まっている。そしてこののり子、猫2匹とダメボクサーの感動の実話人気マンガを基に実写映画化した'16年公開予定「猫なんかよんでもこない。」(山本透監督、風間俊介主演)にも出演する超売れっ子なのだ。

一匹の猫が物語を繋ぐ、新しいオムニバス映画「4/猫-ねこぶんのよん-」は12月12日(土)公開。