日本時間の10月31日(土)より開催されるフィギュアスケートのグランプリシリーズ・第2戦カナダ大会で、前人未踏のグランプリファイナル3連覇を目指す羽生結弦と、カナダの英雄パトリック・チャンが、'14年ソチ五輪以来1年半ぶりに再戦する。
昨シーズンは度重なるアクシデントにより、激動のシーズンを送った羽生。今シーズンのフリーでは、'01年公開の映画「陰陽師」の音楽を基にした楽曲を使用する“和”のプログラムで新たな道を開拓する。3連覇へ向けての始動戦として、最高のスタートを切りたいところだ。
そんな羽生の前に立ちはだかるのが、これまで世界の舞台で何度も羽生と死闘を演じてきた元世界チャンピオンのチャン。チャンはソチ五輪後、1年間の休養を経て今シーズンより現役復帰。今季のGPシリーズ初戦となる地元での決戦で、“挑戦者”の立場で羽生に挑む。
その他、日本からは昨年のGPシリーズ日本大会(NHK杯)で優勝し、今季ファイナル初進出を狙う村上大介も参戦予定。
一方、女子はことし3月の世界選手権で女子では浅田真央以来となる史上6人目のトリプルアクセルを成功させた世界女王、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が今シーズンの初戦に挑む。
昨シーズンは世界選手権、グランプリファイナルの2冠を制すなど、弱冠18歳の世界No.1女子フィギュアスケーターとして、次回中国大会で復帰する元世界女王・浅田真央に強烈なプレッシャーを与えられるか。
日本からは、'14年の四大陸選手権を制するなど実績最上位の村上佳菜子、ジュニアの身ながら昨シーズンの全日本選手権で4位に入った現役高校生・永井優香が出場予定。伸び盛りの現役世界チャンピオンに迫る。
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