イメージと違って実は奥手!? 福田沙紀インタビュー

2015/10/31 00:00 配信

ドラマ

密かにウヒョン(チェ・スンヒョン)に思いを寄せているマリコを演じた福田沙紀

上野樹里T.O.P from BIGBANG チェ・スンヒョンがダブル主演を務めるドラマ「シークレット・メッセージ」が、11月2日(月)より日本最大の映像配信サービス“dTV”で日本独占配信スタート。

同作品は、初恋が忘れられず恋に臆病になっている男女が、スマホに届いた一つのメッセージをきっかけに偶然の出会いを果たし、お互いの顔も知らないままメッセージを重ねていくうちに引かれ合っていくという奇跡の純愛ラブストーリー。

上野は初恋の人が忘れられず既読のつかないLINEにメッセージを送り続ける駆け出しの女優・ハルカを、チェ・スンヒョンは初恋で心に深い傷を負い愛が信じられなくなっている映画監督を目指すウヒョンをそれぞれ演じている。

今回、作品製作のため東京でインタビュー取材を行うウヒョンが滞在するゲストハウスのアルバイトで、ひそかにウヒョンに思いを寄せているマリコを演じた福田沙紀にインタビューを敢行し、作品の見どころや撮影秘話などについて語ってもらった。

――マリコというキャラクターはどんな女性ですか?

マリコはすごく明るくて、愛らしいキャラクターです。ウヒョンとウヒョンの先輩・ソンジュン(キム・ガンヒョン)と一緒にいて、男性2人の中で女の子一人というポジションなので、いるだけでその場が明るくなるような存在にしたいなと思いました。自分の思いを伝えられない恥ずかしがり屋な部分もあるのですが、ツッコミどころも満載なキャラクターで、すごく愛らしくて魅力的な女の子です。

――演じる上で気を付けたところは?

韓国のドラマが好きでよく見るのですが、韓国ドラマってすごくシリアスなストーリーの中でも、コメディー要素を担うキャラクターが必ずいるんです。マリコはそんな役割だなと感じましたし、撮影前の監督とのミーティングでも「マリコとソンジュンはそういう(コメディー要素担当)二人であってほしい」とも言われたので、ソンジュンといいコンビになるよう意識して演じました。

――マリコとの共通点は?

「気持ちを伝えたい」という思いを抱きながらも、結局「好き」と言葉にできないところは共感しました。私も好きな相手に「好き」とストレートに言えないタイプなので…(照)。これまで演じてきた役のイメージから、自分から気持ちを伝えるタイプだと思われがちなのですが、恥ずかしくて言えないです…。強気な役が多く、役柄上ではできることも、プライベートでは全然。ビビリだし、気にしいなんですよ…(苦笑)

――韓国の監督の下でお芝居をするというのは?

監督の要求に応えるために密なコミュニケーションをとらせていただきました。また、タイトなスケジュールのため、監督の要求に俊敏に対応しなければならなかったことが今思えば大変でしたね。でも、いつか韓国の監督さんとお仕事をしたいと思っていて、それがかなった作品でしたし、やっているときはすごく楽しかったです。新たな感覚で貴重な体験をさせていただきました。

――チェ・スンヒョンさんの印象は?

本当に役に対して真っすぐな方でした。それでいてちゃめっ気もあるチャーミングな方。お芝居をしていても「あっ、そういうふうに演じるんだ」と感じたこともたくさんあって、そういうところがウヒョンをすごく応援したくなるキャラクターにしているな、と。トップアーティストとして活躍されていながらも、すごく素朴な感覚も持っている方で、表現に長けていらっしゃって、表現するツールをたくさん持っている。そういうところにファンの方は魅了されているんだろうな、彼のファンは幸せ者だな、と感じました。

――撮影中のエピソードは?

カフェで、私はスイーツをスンヒョンさんは飲み物を飲んでいるというシーンだったのですが、撮影の合間に私のスイーツをじっと見てらっしゃったので、「甘い物お好きなんですか?」と聞いたら、「…好き」って(笑)。甘い物がお好きなイメージがなかったですし、じっと見ているところが、なんともかわいらしくて(笑)

――思いを寄せる男性とは別の男性から思いを寄せられているという状況のマリコですが、ご自身が同じような立場だったらどうしますか?

思いを寄せてくださる人によりますが、少しでも可能性があれば、思ってくださる方になびいてしまうかも。愛するより愛されたいタイプかもしれないですね。だって、自分から愛すことっていくらでもできると思っていますから。

――最後に見どころをお願いします!

LINEという身近なツールを通してラブストーリーが展開していくというのは、今までありそうでなかった作品だと思います。日本と韓国という遠く離れた2人が奇跡的に出会うというストーリーなのですが、皆さんが日常で感じる感情や経験したことのあるシチュエーションがたくさん描かれているので、そういうところをdTVで好きな時に見て楽しんでいただけたらと思います。また、マリコとソンジュンのナイスコンビを見守っていただけたらうれしいです!