'15年、日本武道館や大阪城ホールワンマンをソールドアウトさせた「KANA-BOON」と、ことし6月に1stフルアルバムを発売し、初の全国ツアーも成功させた「シナリオアート」が、暗闇の中の非現実的でミステリアスな世界を描いたミュージックビデオ(MV)を公開した。
撮影に使われたのは、ソニーの35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S」。圧倒的な高感度と広いダイナミックレンジによって、両バンドのスプリットシングル「talking/ナナヒツジ」のミステリアスな世界観を鮮明に描き出している。
MVの舞台は、クローン技術が発達した近未来の日本。研究所に幽閉された女性と、森をさまよう謎のひつじ博士。SF的価値観で2本のミュージックビデオをまたぎ、ミステリーストーリーが展開されていく。
KANA-BOONは「今回のMV、自分たちの出番は夜間撮影のみという今までにないかたちでの撮影でした。夜のビル内での撮影は新鮮でしたが、出来上がった作品がとてもハイグレードな映像になっているのを見て驚きました。
暗い背景が鮮明に映っているのはもちろん、近未来を想像させられる高級感あふれる映像が広がっています。われわれも心なしか、いつもの何倍増しかの格好良さです!」とコメントしている。
一方、シナリオアートは「夜間での撮影は何度か経験していますが、今回のMVは一人で歩くのが怖くなるくらいの真っ暗な夜の森での撮影でした。
それでも演奏シーンは鮮明に格好良く、ストーリーシーンでは森の雰囲気をきれいに映し出して、幻想的でミステリアスな世界が表現されていると思います。暗い中でも夜の世界をとてもきれいに映し出してくれたので、夜をテーマにまた撮影してみたいです」と抱負を語った。
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