TBS系で11月1日に放送された「下町ロケット」第3話が、平均視聴率18.6%、瞬間最高視聴率20.4%をマークした(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。
瞬間最高視聴率を記録したのは、夜9時47分。ロケットバルブシステムに関して、あらためて特許使用を依頼するために訪れた財前(吉川晃司)に対し、部品供給にこだわる佃(阿部寛)率いる佃製作所が自社の熟練技術を披露。「この精度こそが、正確かつ安全にロケットを飛ばすわがわが社の技術です」と言った佃に対し、財前が「素晴らしい、技術だと思います」と佃製作所の技術を称えたシーンだ。
本作は池井戸潤の同名小説を原作に、阿部寛が主演を務める感動エンターテインメント巨編。
阿部演じる主人公の佃航平は、宇宙科学開発機構の研究員だったが、自身が開発したエンジンを載せたロケットの打ち上げ失敗の責任を取らされ退職。父親が遺した「佃製作所」を継いで社長として第二の人生をスタートさせ、夢に向かって突き進む。
第3話の平均視聴率18.6%は、今クールのゴールデンタイムの連続ドラマにおいてトップの数字となった(2位は「相棒 season14」初回の18.4%)。
なお、11月8日(日)夜9時からの第4話では、佃製作所の技術力を目の当たりにし、財前は会社内で部品供給を訴える。だが、帝国重工は大企業としてのプライドから、佃製作所に専門家を送り込み、佃製作所が取引するに値する企業かどうか審査することになる。