所ジョージ冠番組10周年「あら? もう10年?」

2015/11/13 17:04 配信

バラエティー

出演者の児嶋一哉、渡部建、清水ミチコ、所ジョージ、東貴博、繁田美貴アナ(左から)(C)テレビ東京

テレビ東京系ほかで放送している「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(毎週金曜夜9:00-9:54ほか)が、この秋放送開始から10周年を迎えた。それを記念し、11月27日(金)に「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!~10周年だよ!2時間スペシャル~」(夜9:00-10:48ほか)の放送が決定した。

'05年10月の放送開始以来、「深海魚ハンター」「そこんトコロモーターショー」「秘境駅」など、個性的な企画を生み出してきたが、10周年スペシャルの今回は、所ジョージが日本初の珍しい乗り物“エアボート”に試乗体験する他、東貴博ら出演者が体当たりロケを敢行する。

スタジオ収録後、出演者の所、清水ミチコ、東、アンジャッシュの児嶋一哉、渡部建、それに繁田美貴アナが取材会に出席した。

――10周年を迎えた感想を教えてください。

所:10周年を迎えたって言っても毎週のことなので、「あぁ10年目だな」というのはないんですけど、こうやって、みんなで一人一人がロケに出て番組をやると、「あぁ10年目なんだな」って。あ、そういうことなのか。毎週これを発表しなきゃ!という番組じゃないのでなんか、「あら? もう10年?」という、本当に取材のしがいのないコメントで申し訳ない。どうですか?

東:初期のころからロケばっかり行ってまして、本当にこの番組で成長し、家族を養ってますんで。これからもまた、10年20年続けていきたいなと思ってますけどね。でも本当にチームワークも良いというか、メンバーも変わりませんし、これが当たり前の風景になっているので。

プライベートな付き合いもね、勝手に別荘借りたりとか、そのくらい仲良くなっちゃってるのでね。本番前の合間なんかは、お孫さんだとか俺の子供の写真なんかを見せ合ったりそんなことばっかりしてるんですよね。非常にそういう良いチームワークが画面にも出てくるんじゃないかと思ってるんでこれからも頑張っていきたいと思います。

清水:この番組の一番の要は、VTRの中身で、人の家の金庫を開けるとか、すごくユニークだと思うんですよね。そういう企画が面白いと思うので、他の番組にはない色を持っていると思う。

渡部:われわれはね、コンビそろうのはほぼこの番組ぐらいなんです、レギュラーで。本当にもう面白いですよね、企画が。手前みそになってしまうんですけど。毎回VTR見させていただいて、楽しい番組なので、コンビ仲良く頑張っていければなと思います。

児嶋:芸人としてやらないといけない体張るものは、大体ここでやらせていただいて、バンジーとか鍾乳洞で溺れそうになったりとか、本当にここで鍛えられたよね。あれがあるから、今のわれわれの活躍が(笑)。大変お世話になっている番組です。

繁田アナ:私は、この番組を担当するようになってから1年たっていないんですけれど、タレントロビーにいましても収録に移っても、ずっと変わらないファミリー感があって本当に居心地のいい番組です。

――児嶋さん、所さん、今回放送のエアボートのロケの感想をお聞かせください。

児嶋:(エアボートが)大きくて怖かったんですけど、「痛い! 痛い!」ってなるかと思ったんですけど。ちゃんとやっていただいてね。

所:一人で操縦して何人かの人を救えるから、すごい優れたボートだと思いますよ。本当に感動したもんね。当日めちゃくちゃ寒くて、もう撮れ高いっぱいだよっていうのに撮るんだよ。

そこから風邪だもんな俺。でっかいロケが中断になって、新宿に集まってくださいなんて言われて。そっから“笑ってコラえて”だよ、大変だよ!

――10年間共演してきたキャスト方との印象に残る、所さんの思い出を教えてください。

所:印象に残る思い出はない。印象に残るものはなーい! ガツンとくるものはなーい。この番組はガツンというのは求めてないから。ほわーんとだけはしてるけど。茶の間が「え?」って緊張するものはない。だから、ならではですよね、“無人駅”であったり、この番組じゃないと成立しないような。あれをずっと茶の間で流す時に「これで映像は持つのかな?」と。でもやってみると意外と皆さん見ていただいて。

東:確かに仰々しい番組じゃないですもんね。

所:スターが次から次にいろんな企画考えるじゃない? 興味あるもんね。

東:そうなんですよね。俺らも家でテレビ見てるように興味引かれる。

所:われわれもこの現場で見るので、家で見るのとさほど変わらないけど、ただ違うのは、ギャラが振り込まれる!

清水&東:(記者に対して)書かないで! 書かないで!

児嶋:(記者に対して)撮るな! 撮るな!

――今後やりたい企画があれば教えてください。

東:決まったテーマがないので、どうですかね…僕としては、子供と一緒にテレビに出たいなっていう。もうちょっと大きくなったら。

所:お父さんと一緒みたいなね。

東:そういう企画もありといえばありかなと思いますけどね。そういうのもちょっとやってみたいなと。

所:家族ね、ファミリー感ね。

渡部:僕らは「開かずの扉」とか「開かずの蔵」とかとはやっているので、物を見て皆さん記憶がよみがえるので、逆からいけないかなと。物を忘れてる人の記憶をひもといて、みたいな。そういうの面白いなと。

所:なるほどね、思い出探りみたいな。

児嶋:僕は、コンビでロケになかなか行けてないんで、久々に…。

渡部:ちょっと僕は共演NGなんで。

児嶋:なんでだよ!

所:今回のロケで分かった私も。

児嶋:分かったじゃないよ! 共演NGやめてくださいよ。

清水:私は10周年目ということで、初めてに近くロケに行って手応えを感じたので、これからも行きたいと思いますね。食べることが好きなので食べるものとか、動物も好きなので動物もののロケとか、そういうの行ってみたいなと。

東:ざっくりしてるなー(笑)。

清水:そういう具体性が欲しいの! 書きやすいの記者が! 具体的なこと言いなさいよ、あなたたちも。

所:僕は、いつもエンディングに“用務員さん”やってるじゃないですか。あれ、本当に30分くらい放送してくれないかな。希望! 希望! 希望! もしくは、あそこだけ深夜にやってくれないかなと思って。深夜ずーっと流してといてくれないかな。

東:スタッフも児嶋をいじろうとして、いろんなセットを組んできますもんね。

児嶋:どんどん大掛かりになってドキドキしますよ。

所:でもあのコーナーは“用務員スペシャル”として1時間はやらないだろうな。やんないね、1時間は駄目なんだろうね。

児嶋:分かんないですけど多分駄目だと思います。

所:諦めます!