世界最高峰のバスケットボールリーグ・NBAの15-16シーズンが開幕!超人レベルのプレーヤーたちが、チャンピオンの座を懸けて激闘を繰り広げている。今回、WOWOWの中継に出演しているハライチ・澤部佑に、今季の見どころや、ファン目線での願望について語ってもらった。
――10月末にNBAの新シーズンが開幕しました。シーズン序盤を見ていかがですか?
「ゴールデンステイト・ウォリアーズがめちゃくちゃ強いですね。メンフィス・グリズリーズに50点差で勝ったときとか、めちゃくちゃな試合でしたね(笑)。昨季のチャンピオンチームで、ほとんどメンバーが変わっていないですから、完成度という面では頭一つも二つも抜けている印象ですね」
――ウォリアーズが勝ち星を積み重ねる状況(※球団記録の開幕10連勝/11月13日現在)になっていますが、対抗馬となるチームはどこでしょう?
「東だとクリーブランド・キャバリアーズでしょうけど、ニューヨーク・ニックスとサンアントニオ・スパーズのファンなので注目していますね。あとはロサンゼルス・クリッパーズ。補強が凄くうまくいきましたから、一番の対抗馬だと思います。これまでベンチメンバーの薄さをずっと指摘されていましたけど、今季は結構そろってますからね」
――クリッパーズはウォリアーズとライバル関係にありますしね。
「クリッパーズは、いろんなところと揉めながら勝ち進んでいくっていうイメージで(笑)。シーズン前にも、ドック・リバースHCが『プレーオフで我々と対戦しなくてラッキーだった』ってウォリアーズに文句言って、クレイ・トンプソンが言い返して。そういうところでも楽しませてくれますよね、バチバチしていて」
――東でキャバリアーズの対抗馬になるのはどのチームでしょうか?
「キャブスの対抗はアトランタ・ホークス、シカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズですかね。まぁニックスが好きなんですけど(笑)。あと、ミルウォーキー・バックスは良さそう。グレッグ・モンローが入って、ジャバリ・パーカーもケガなくプレー出来れば、あとはヤニス・アデトクンボ、マイケル・カーター・ウィリアムズ、クリス・ミドルトンもいるし。若手が多いですけど、うまく噛み合っていけば面白いチームですよね」
――昨季は残念な結果に終わったニックスですが今季はどうでしょうか?
「今季のニックスは良いと思います、まだ序盤ですけど(笑)。カーメロ・アンソニーがケガさえしなければプレーオフも見えてくるでしょうし、ロビン・ロペス、アーロン・アフラロ、ドラフト4位のクリスタプス・ポルジンギスにも期待ですね。地元ファンやメディアから批判的な声もありましたけど、ポルジンギス次第ではもっと上を狙える可能性もありますよね」
――澤部さんは今季もWOWOWのNBA中継に出演されますが、NBA関連で何でも好きな企画が出来るならどんなことをしたいですか?
「僕はミーハーなので、サインとか欲しいんですよ(笑)。デニス・ロッドマンが来日したときも、仕事で会える機会があって、カード持って行ってサインもらったり。麒麟の田村裕さん経由でアンドレ・イグダーラのサインをいただいたり、グッズを集めたいんです!だから現地に行って、練習場で出待ちしたり、アポなしで突撃する企画とかやりたいですね。『進め!電波少年』みたいな(笑)。
急なヤツやりたいですね、無理やり選手に会えないかって、ニューヨーク行ったり。あとは、ジャパンゲームでしかNBAを見たことないので、現地で1回見てみたいです。マディソン・スクエア・ガーデンで、ニックス対マイアミ・ヒートとか、ニックス対ボストン・セルティックスとか、伝統ある一戦を見たいですね」
――ではミーハー目線で、一番会ってみたい現役選手は誰ですか?
「現役だとカーメロ・アンソニーですかね。いや、やっぱりティム・ダンカンかな!サンアントニオ・スパーズファミリーは会ってみたい、その中でもレジェンドのダンカンに一番会ってみたいです」
――シーズン前にはステフィン・カリー、アンドレ・イグダーラ、そしてマイケル・ジョーダンが来日しましたが、お会いすることは出来たんですか?
「カリーとイグダーラのイベントには行けなかったんですよ。でも、ジョーダンは麒麟の田村さんから、夜に『クラブにジョーダンがいる』って情報もらって、行ってジョーダン見てきました(笑)」
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