11月23日(月・祝)付けのオリコンウイークリーシングルCDランキングが発表され、シングル部門はKis-My-Ft2の「最後もやっぱり君」が19万1328枚を売り上げ、初登場1位にランクイン。アルバム部門の1位は、関ジャニ∞の『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』が、31万5905枚を売り上げ、首位を獲得した。
「最後もやっぱり君」は、前作「AAO」に続く2カ月連続リリースの第2弾。つんく♂が作詞・作曲を担当し、メンバーの玉森裕太が主演を務める11月21日(土)公開の映画「レインツリーの国」主題歌となっている。
男性目線の純粋に愛する思いや、家族、友情含めて人間同士の心と心の絆を大切にしていきたいというメッセージが込められた心温まる優しいラブバラードだ。ちなみに、ボーナストラックで「KIS-MY-TALK」と題した“7人の素”のトークが楽しめる音声コンテンツも収録されている。
2位にはアンジュルムのトリプルA面シングル「出すぎた杭は打たれない/ドンデンガエシ/わたし」がランクイン。
「出すぎた杭は打たれない」と「ドンデンガエシ」は、リーダーの和田彩花いわく「『出すぎた杭は―』は、ハロプロ史上最速のロック。歌詞には力強いメッセージが込められています。『ドンデンガエシ』は、ちょっとアニソンっぽい感じがする疾走感のあるロックで、こちらも歌詞が力強いです。
アンジュルムになってからは耐え忍ぶような内容の歌詞が多かったんですけど、やっとここにきて“ドンデンガエシ”になりました!」と力説する楽曲だ。ライブではメンバーが激しいダンスを披露している。
もう1曲の「わたし」は、11月29日(日)の日本武道館公演で卒業し、作詞家を目指す福田花音が初めて作詞に挑戦したナンバー。
和田と共に初期メンバーとしてグループを支え、“まろ”の愛称でファンから愛されている福田が「最後のシングルに自分の作詞曲を入れてもらいたいなと思っていたので、念願かなってうれしい。今出せる力は全部出したなという感じです」と、語った歌詞に注目が集まる。
福田が卒業を迎える一方、新メンバー・上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)の加入も決定したアンジュルム。残りわずかとなった現在のメンバーでの9人体制、そして上國料を加えて新たなスタートを切る彼女たちのいい意味での“ドンデンガエシ”に注目したい。
一方、アルバム部門の1位『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』は、メンバーの錦戸亮が主演したドラマ「ごめんね青春!」('14年TBS系)の主題歌「言ったじゃないか」や、丸山隆平主演ドラマ「地獄先生ぬ~べ~」('14年日本テレビ系)の主題歌「がむしゃら行進曲」など、多数のタイアップソングが収録されており、ファンならずとも聴き覚えのある楽曲が詰まっている。
また、来年3月からの長期活動休止を発表している世界No.1ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの5作目のアルバム『メイド・イン・ザ・A.M』は3位にランクインした。