上川隆也が原作を再現したパスタに「香っぽいですね」

2015/11/19 06:00 配信

ドラマ

「エンジェル・ハート」で主人公・冴羽リョウを演じる上川隆也

毎週日曜に放送中の上川隆也主演ドラマ「エンジェル・ハート」(日本テレビ系)で、原作会社が運営する東京・吉祥寺のソラZENONにて上川を囲むお茶会イベントが行われた。

今回のイベントは、現在発売中のコミックゼノンに掲載されている「エンジェル・ハート」2ndシーズン・第61話で、リョウが香との忘れられない料理「塩辛とジャガイモのパスタ」について触れていることにちなみ、その料理を再現したパスタを上川が食するというもの。

上川は、周囲を記者に囲まれた状況での食事に少し照れ笑いを浮かべながらも、一口食べると「炭水化物と塩の“鉄板さ”をまざまざと味わいましたね」と驚いた表情を見せ、「おいしい!」と絶賛した。

リョウと香の思い出の味ということについて。「ジャガイモが入っているところが香っぽいですね。高級食品じゃないものが添えられている感じが、素朴というんですかね。リョウと香の二人の間にある料理としてふさわしい感じでした」と、印象を語った。

ドラマの方も第6話まで放送を終え、折り返し地点を過ぎたところだが、現場の雰囲気については「非常に良好です。原作の場面をどういう形であれ、再現することで構成される作品なので、1シーン1シーンの“ストライクゾーン”を探す作業がとても前向きに行われている現場で、とても楽しいです」と明かす。

香瑩との関係も回を重ねるごとに少しずつ変化しているが、演じる三吉彩花との関係についても少しずつ変わってきているそう。

「三吉さんは容姿端麗で、一見クールにもお見受けするような外見からはうかがい知れないことに、とてもオープンマインドな方。サービス精神も旺盛ですし、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくださる。他の取材でも彼女自身がお話されているかもしれませんが、現場にお手製のカレーを持って来てくださったことがあったんです。

たしかハロウィーンの少し前でしたが、皆さんに振る舞うためだけにハロウィーン仕様のランチョンマットや、皿、フォークなど一式全て携えて、振る舞ってくださって…。味もおいしかったのですが、お料理だけでなく設えまで考えてくださるような方です。なので、コミュニケーションに困ったことは一切なく、非常にここまで良好に撮影も休憩中も過ごせています」と、“相棒”を絶賛。

その分、上川自身も伸び伸び二人のシーンを楽しんでいるようで。「最近は僕も“もっこり”のようなことなど、テストで絶対に本番では使えないようなことを言うことがあるんです(笑)。その時、彼女も本番ではなさらないでしょうけど、軽くツッコミを入れてくれるところまで忌憚(きたん)なくお芝居を交わせる関係になってきました。そのアドリブがそのまま使われることは…なきにしもあらずです(笑)」と、撮影エピソードを教えてくれた。

残り3話となり、キーパーソンを挙げてもらうと、間髪いれずに「ひそかに思っているのは三浦翔平くん演じるシンホンです。シンホンとしての佇まいも回を重ねるごとに愛らしくなってきましたし、香瑩への恋心のようなものもより深く感じられるようになってきました。三浦くん自身も非常に貪欲に現場にいてくださるので頼もしいですよ」と語り、目を細めた。

最後に、11月22日(日)放送の第7話の見どころについて「ようやく笑えるようになってきた香瑩が、笑えなくなってしまうようなエピソードです。昔、暗殺者時代に自殺を図るきっかけとなった、最後の殺人依頼のターゲットの子供から『父親を殺した何者かを探してほしい』という依頼からきます。その夢ちゃんという依頼人を演じている石井萌々果ちゃんが、本当に類まれな方でお芝居がお上手なんですよ。

むしろお上手というのも失礼なぐらいで、以前もご一緒させていただいたのですが、その時も一切NGなしで現場に戦慄(せんりつ)をもたらして、今回も今のところNGがありません。彼女のお芝居に注目いただきたいのと、リョウと香瑩の絆がさらに深く紡がれていく物語でもありますから、見応え十分に楽しんでいただけると思います」と、アピールした。