パンサー尾形貴弘、レアル×バルサに「気合入ってます」

2015/11/19 14:30 配信

芸能一般

リーガ・エスパニョーラの特別番組にゲスト出演するパンサー・尾形貴弘

リーガ・エスパニョーラの永遠のライバル、レアル・マドリード(レアル)とバルセロナ(バルサ)が激突する“伝統の一戦クラシコ”が、11月21日(土)深夜2時からWOWOWライブで独占生中継される。放送に先立って、11月20日(金)夜10時から「伝統の一戦クラシコ直前!生放送スペシャル~クラシコ歴代最高プレーヤーベスト50~」と題した特別番組のオンエアが決定した。

あまたの名勝負を繰り広げてきたスター選手50人を、映像とともにランキング形式で紹介する同番組。

解説に宮本恒靖北澤豪、さらにゲストには、ヴァイッド・ハリルホジッチ現日本代表監督も登場する。

この番組にゲストの一人として出演する芸人界きってのサッカーエリート、パンサー・尾形貴弘にリーガ・エスパニョーラの魅力と、間近に迫ったクラシコの見どころを聞いた。

「気合入ってますよ! サッカーの仕事をしたいってずっと思っていたし、サッカーは社会人までガッツリやっていたので」と特番出演を前に早くもテンションが上がっている様子。

小学校からサッカーを始め、名門・仙台育英高校では背番号「10」を付けて冬の高校選手権に出場。さらに中央大学では中村憲剛選手(現川崎フロンターレ)の3つ先輩でもある。

「もともとドリブラーだったんですけど、高校に入ったらトップ下に中島浩司(元サッカー選手)がいて、『俺はもううまい選手じゃやっていけないな』と思って、ファイターになったんです。マラドーナからガットゥーゾへ(笑)。

憧れの選手はレアルにいたフェルナンド・レドンドですね。めっちゃ好きでした。芸人になって初めて組んだコンビ名が“レドンド”ですから(笑)」と意外なエピソードを披露した。

高い個人技に加えて視野が広く、バランスも取れ、1対1にも強い。90年代後半のレアルの中盤を支えた、まさに攻守の要がレドンドだ。

「やっぱり中盤の選手に注目しちゃいますね。今回のクラシコでも、レアルならイスコ、バルサならラキティッチ。二人ともすごく良い選手なので、プレーを見るのが楽しみです」と期待を寄せる。

リーガ・エスパニョーラの魅力を「ボールを止める、蹴る、という技術が半端じゃないこと」と尾形は解説。

「スペースが無い中で、すごく狭い距離でプレーしている。もうトラップミスしたら終わり、みたいな。もうミリ単位の精度でプレーしていて、なおかつ、バチバチと気持ちで戦っているのが伝わってくる。あんなスタープレーヤーを本気にさせるんだから、とんでもない試合ですよ」と興奮を隠せない。

高いレベルでサッカー経験を持ち、今やファイター系芸人を自称する尾形だけに、やはり大事なのは“気持ち”。

「そこが入ってないと絶対に勝てないですから。気持ちの部分で戦う集団を作ってほしい」と番組で共演するハリルホジッチ監督にもメッセージを送った。

「たくさんの子供たちにクラシコを見てほしいですね。世界最高峰のサッカーを見ることで、きっと学べることがたくさんあると思うので。僕もクラシコの魅力を分かりやすく届けられるように頑張ります!」と熱い意気込みを語った。