裸エプロンの棚橋弘至「本はこの格好と関係ありません」

2015/11/20 21:04 配信

芸能一般

「新日本プロレス V字回復の秘密」発売記念イベントに出席した棚橋弘至選手

「プ女子」と呼ばれる女性ファンが急増中の新日本プロレス。プロレス人気どん底から復活を果たした、その秘密に迫るドキュメンタリー書籍「新日本プロレス V字回復の秘密」が11月13日に発売された。

今回、書籍の発売を記念して、復活ブームの立役者の一人・棚橋弘至選手がサイン会を開催。新日本プロレスを支えてくれているファンと交流を図るとともに、“裸にエプロン”という普段とは全く異なる姿で“書店男子”として登場した。

棚橋選手は「僕が入門した時は、三銃士・橋本(真也)さん、武藤(敬司)さん、蝶野(正洋)さんがいてすごい盛り上がっていたんですけども、徐々に選手が離脱したりだとかでぐっと人気が下がっていったんですね。

そこからまた近年盛り返してきたんですね。その波の中で、極端に大きいV字を描いていきました。その内容をレスラー視点、経営的な視点、ファン的な視点いろいろな角度から読んだら、なぜ新日本プロレスがV字回復できたのかが理解できる本になっています」とアピール。

「一番のお薦めは『レスラーたちの覚悟』という章があるんですけども…この身、果てるまで新日本に恩返し…いや笑うところじゃないですよ」と思わず笑みを浮かべてしまった報道陣にツッコんだ。

今回の衣装(裸にエプロン)についてコンセプトを聞かれた棚橋選手は「…僕が聞きたいです(笑)。ことし出させてもらったフォトブックがあるんですけど、その中で本屋さんで店員さんというシチュエーションがあって、ぜひもう1回着てくださいというリクエストがあって…見てくださいこのギリッギリの…」とエプロンからギリギリ顔をのぞかせた乳首を指して、記者を笑わせた。

「あの…あらためてアピールしておきますけど、この本はこの格好とは一切関係ありません! 読んでもらえれば納得いくし、非常に良い内容になっているのでよろしくお願いします。そしてこの格好は関係ありません」と頭を下げた。

そして最近の女性ファン急増中について「いいことですね。女性というのはプロレスに対して先入観があって“痛い”とか“怖い”とか“血が出るんでしょ”とか、会場に来てくれることが少なかったんです。でも今はアスリート的な部分を推し出して、ファンの方が増えてきているんじゃないかな。

女性が増えてお子さんが増えて、会場の雰囲気がすごく華やかになるんですよね。『わー! きゃー!』とか。そういう素直なリアクションがレスラーにとって刺激になる」とファンの支えについて言及した。

そんな棚橋選手は高校生の時に書店で働きたいなと思ったことがあるという。

「(ただで)エロい本読めるかなと(会場大爆笑)。でも本は好きなんで。高校生の時から、本に囲まれているのもすごくすてきだなと思いました」と正直に告白した。

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