小泉孝太郎が異色の刑事ドラマで松下由樹とタッグ!

2015/11/23 21:30 配信

ドラマ

「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」で変わり者の主人公を演じる小泉孝太郎

'16年1月より、小泉孝太郎主演の刑事ドラマ「金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』」(テレビ東京系ほか)が放送される。 原作は、富樫倫太郎の「生活安全課0係 ファイヤーボール」(祥伝社刊)。

小泉が演じるのは、世間知らずの“究極のKY”刑事・小早川冬彦で、マイペースで何を考えているか分からない変人という役どころ。捜査一課の刑事や華麗なエリート役が多かった小泉が、これまでのイメージを覆す役に挑戦する。

刑事役を何度も演じている小泉だが、刑事もの連続ドラマの主演は本ドラマが初となる。

小泉は「今回は刑事役ですが今まで僕が演じてきた精悍(せいかん)な刑事とは全然違い、KYで、オタク気質もあり、ちょっと間が悪かったり。でも事件解決に結びつくことには鋭さを持っている、そんな独特なリズムを持つ変な男の役という今までやったことないタイプの役なので、すごく楽しみです。だから、あえて刑事というのを意識せずに、今までのよくある刑事像とは違う、僕も今まで演じたことがない刑事像というのを作っていきたいと思います」とコメント。

その小泉とタッグを組むのは松下由樹で、刑事としては有能だが、問題ばかり起こして刑事課から飛ばされた“男勝りで口の悪い”ベテラン女性刑事・寺田寅三(とらみ)を演じる。

小泉は「松下さんともコンビを演じるのは初めてだし、すごく楽しみですね。松下さんをはじめ、周りの人をイライラさせる役を演じるのは初めてなので面白いし、楽しみでもあります(笑)」とニヤリ。

冬彦と寅三が所属する部署“なんでも相談室”に集められたメンバーは、過去に問題を起こした人間やお払い箱になった人ばかり。周りからは、役立たずは何人いても役に立たないという意味で“ゼロはいくつかけてもゼロ”、すなわち、“ゼロ係”とやゆされている。

そんなゼロ係には、自分が定時に仕事を終え帰るためだけに仕事を割り振る、安達祐実演じる毒舌の事務職・本条靖子や、気が弱くすぐに胃腸を壊しトイレにこもる、大杉漣演じる係長・亀山良夫が所属。

また、彼らとは違いエリート街道を突っ走る刑事・古河祐介役に手塚とおる、ゼロ係に頭を悩ます副署長・谷本敬三役に石丸謙二郎、そしてなぜか警察の捜査に手を貸す神出鬼没の謎の男役に寺島進といったキャストが脇を固める。さらに、加藤茶の出演も決定している。

松本拓プロデューサーは「『金曜の8時』にふさわしい家族で見られる新しい刑事ドラマ、今愛されるヒーロー像、それを考え抜いた末に行き着いたのが『警視庁ゼロ係』。

主役とそのバディ役には、幅広い視聴者層から好感度の高い、小泉孝太郎さんと松下由樹さん。お二人に“究極にKYな男刑事”と“男勝りの口の悪い女刑事”という、普段のイメージとは全く異なる役柄を演じでもらうことで、今までにない新しい世界観が生まれると思います。

また、言いたいことをストレートに言えない息苦しい世の中で、歯に衣着せぬ物言いで正義を貫く主人公のキャラクターはきっと視聴者の皆さまに愛していただけるはず。

骨太なストーリーにコメディー要素と痛快感が加わり、今まで見たことのない刑事ドラマに仕上がると確信しています。ご期待ください!」とコメントを寄せた。

最後に小泉は「視聴者の方にすごく親しみやすいドラマになればいいですね。見終わってから初めて『あっ刑事ものだったんだ』と思ってしまうような、面白いドラマを目指したいです」と意気込みを見せた。

〈ストーリー〉

警視庁杉並中央署生活安全課に新しく設置された「なんでも相談室」は、“市民の声に迅速に対応するための新たな試みとして新設された”という触れ込みだが、その実態は問題を起こしたり、お払い箱になったりした人材の掃きだめ部署。

“ゼロはいくつかけてもゼロ”。つまり、役立たずは何人いても役に立たないという意味で署員たちから“ゼロ係”とやゆされるようになる。

そんなゼロ係に、警察庁科学警察研究所から謎のキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)が異動してくる。冬彦はキャリア組にもかかわらず、世間知らずで“究極のKY”刑事。

そんな彼とバディを組まされたのは、 男勝りで口の悪いベテラン女性刑事・寺田寅三(松下由樹)だった。

冬彦は、ゼロ係に集められた“問題児”たちの起爆剤となり、化学反応を起こしていく。まったくかみ合わない二人と、超個性的なゼロ係の仲間たちが、さまざまな難事件を華麗に、時にドタバタと解決へ導いていく。