川島なお美さん直筆の闘病日記や秘蔵映像を初公開

2015/11/27 06:03 配信

芸能一般

12月24日(木)、フジテレビ系で「独占!初公開!直筆日記と死の直前秘蔵映像! 女優・川島なお美物語~余命宣告 闘病全記録~」(仮)が放送される。写真は’14年のクリスマスイブ時のもの

12月24日(木)、ことし9月に胆管がんのため54歳という若さで亡くなった女優・川島なお美さんの素顔に迫る特別番組「独占!初公開!直筆日記と死の直前秘蔵映像!女優・川島なお美物語~余命宣告 闘病全記録~」(仮)がフジテレビ系で放送される。

夫の鎧塚俊彦氏協力の下、亡くなる直前まで出演する予定だったミュージカル「パルレ~洗濯~」の通し稽古の様子など秘蔵映像が初公開されるほか、川島さんが一番素顔に戻れたであろう場所・自宅を鎧塚氏が案内。そこで彼女の死後に初めて発見された、直筆の闘病日記も公開される。

その日記からは、「生きることへの執着」や「がん」への思いなど、夫の鎧塚氏にさえ語ることのなかった川島さんの本音や、遺言のような言葉が明らかに。

さらに、2年に及ぶ壮絶な闘病生活の全貌について、川島さんを支え続けた鎧塚氏が初めて口を開く。

2人は、お互いを尊敬し合い、愛情あふれる夫婦だったとのことだが、けんかもよくしたという。それについて鎧塚氏は、「けんかして僕が出ていくこともありました。妻は“年に一度のお祭り”みたいに言っていましたが。一度けんかして僕が妻の電話を取らなかったら、倍賞(千恵子)さんから電話がかかってきて『俊さぁ、なお美ちゃん心配しているよ。電話に出てあげなきゃダメよ』と言われたことがありました」と明かした。

また、闘病については2人で常に相談して判断していたそうで、「なぜ抗がん剤治療を受けなかったのか?」に関しては、「妻は、“川島なお美らしく生きたい”と考えており、そのためにどうするかを夫婦で話し合って決めました。

女房の一貫したものの考え方というのはブレずに、最後までそれを貫き通したなと思っています。結果的にみて、手術は(がんが)見つかってから半年ぐらいしなかったわけです。そこに関して妻は一切その判断が間違っていたという考え方を持っていなかったです」と話した。

そして、'14年1月の最初の手術の時に腹腔鏡手術を選択したことについては、「人間の体というのは、楽器のようなものなので、ベンツ切開することによって変化してしまうと考えておりました」などと語った。

ほか番組では、川島さんが女子大生アイドルとして「シャンペンNo.5」で歌手デビューしてから、女優としての活躍を続ける中で運命の人・鎧塚氏との出会ったこと、夫に対して見せた献身的な姿や闘病生活など、人生の全記録を追っていく。

また、両親やゆかりのある人たちのインタビューを通して、最期まで思い切り“自分らしいシナリオの人生”を生き抜いた姿を探っていくほか、鎧塚氏と番組で川島さんが生前大好きだったという軽井沢の別荘を訪れる。

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