毎週日曜に好評放送中の上川隆也主演ドラマ「エンジェル・ハート」(日本テレビ系)が、11月29日、作品の舞台である東京・新宿のTOHOシネマズ 新宿にて、ことし2月に生誕30周年を迎えた北条司の原作「シティーハンター」とともにファン感謝イベントを行った。
原作者の北条に加え、ドラマで主演を務める上川、香瑩役の三吉彩花、香役の相武紗季、カリート役の和泉崇司、そして主題歌を歌う西内まりやが登壇。西内は映画館で初めて生歌を披露することに。
しかも、原作の北条がプレミアシートの客席から見守るというプレッシャーに、西内は「これはプレッシャーですね。緊張します!(笑)」と言いながら「初めて映画館で歌わせていただきます!」と気を取り直し、ステージに置かれたピアノに座る。
ピアノを前に、あらためて「とても緊張していますが、私も毎週ドラマを見せていただいていて、自分が作った曲が流れてすごくうれしく思っています。心を込めて歌わせていただきます。聴いてください『Save me』」と語り、ピアノを弾きながら静かに、力強く歌い上げた。
歌い終え、緊張感から解放された様子の西内は「今までもリリースイベントなどで歌わせてもらったんですけど、一番緊張しました(笑)。この曲を作ったのは『エンジェル・ハート』のドラマのためです。こんなすてきな舞台で歌わせていただいて、北条先生が目の前にいらっしゃって、歌いながら(北条先生が)目に入るたび『緊張するぅ…』って思いました…(笑)。本当にありがとうございました!!」と深々と頭を下げた。
また、今作のこだわりについて聞かれると「原作を読ませていただいて、家族愛や人間愛をテーマに書かせてもらいました。やっぱり香瑩の気持ちになって書いてみて、本当の愛を求めてさまよっている感じや、『エンジェル・ハート』の世界観にも合うように書きたかったです。
それに現実的に愛する心を忘れてしまった方とか、孤独な思いをされている方の心に寄り添えるような曲を書きたいなと思って、書かせていただきました。特にこだわった点は、『エンジェル・ハート』という言葉を入れたくて。Bメロの一番盛り上がるところに入れさせていただいたので、そこは歌っていて最も感情が入るところです」と、熱く語った。
観客に向け、「私が作詞・作曲した『Save me』はいかがでしたか? 大丈夫でしたでしょうか?」とファンに問い掛けると、温かい拍手が起こる。
西内は「ありがとうございます」と頭を下げ、最後にファンへ向けて「いろんな方の意見はすごく気になりますし、最終回に向けて私の歌で世界観を色付けられたらうれしいなと思います。
ドラマと一緒にこの曲も愛していただけるとうれしいです。きょうは本当にありがとうございました。北条先生もありがとうございました!」と、“ありふれた感情”を爆発させ、ステージを後にした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)