佐藤健とじゃれ合う猫・パンプくんの演技に感涙必至!

2015/12/03 22:55 配信

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映画「世界から猫が消えたなら」主演の佐藤健とキャベツを演じたパンプくん(C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会

「猫侍 南の島へ行く」、「先生と迷い猫」、「4/猫-ねこぶんのよん-」など猫がキーとなる作品の公開が続く'15年。'16年も「猫なんかよんでもこない。」、そして、「世界から猫が消えたなら」の公開が控えるなど、映画界は空前の猫がキーワードになる映画が大ブームだ。

なかでも、佐藤健&宮崎あおい初共演の「世界から猫が消えたなら」が話題となっている。原作はこれまでに、単行本発表直後から話題を呼び、'13年本屋大賞ノミネート、2014年NHKラジオドラマ化(妻夫木聡主演)を経て、文庫版も発売されるなど、根強い支持を受け続けてきた。佐藤健演じる余命わずかと宣告された郵便配達員が、突如現れた“自分と同じ姿をした悪魔”と「世界から何かを一つ消すことで、一日の命を得る」という取引をしながら、かつての恋人、親友、家族との絆を確かめていくヒューマンドラマだ。

物語のキーとなるのが佐藤健演じる主人公・僕に飼われる猫・キャベツ。原作ではキャベツは人間の言葉を話しているが、映画では会話はなしという設定。キャベツ演じるパンプくんは、自転車のかごに座って走るシーンでも、決して暴れることなく、僕と大切な家族をつなぐ姿を落ち着いた演技で見事演じ切ったという。

今作は北海道やアルゼンチンなどで大規模なロケを敢行。感動的なストーリーと雄大な風景に加え、猫がみせる切ない表情がファンタジックな世界観をより引き立たせる感動作として注目だ。

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