12月6日(日)の夜9時から生放送される「聞きにくい事を聞く 生放送SP 人気芸人がガチで対決 取材力NO.1決定戦」(テレビ朝日系)に、特別企画として同日に誕生する「M-1グランプリ2015」の優勝者が生出演することが決定した。
優勝直後に生出演する栄えある漫才王者は、番組から「今、最も聞きにくい事を聞く」というミッションが与えられ、優勝の喜びもつかの間、“真剣勝負”が再び繰り広げられる。
同番組は、フリーアナウンサーの八木亜希子が編集長となり、タカアンドトシとサンドウィッチマンが体を張って一般の人に聞きにくい事を聞くバラエティー。
10月にレギュラー放送がスタートするや、深夜の放送にもかかわらず最高視聴率7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得するなど、早くも大きな反響を呼んでいる。
タカトシとサンドの4人はコンビではなく、1人ずつばらばらに取材を敢行。「このお店よりおいしいお店を教えてください」や、「あなたよりちょっとだけかわいくない人を紹介してください」など、くじ引きで決定したテーマを、初対面の人に質問する冷や汗ものの取材を毎回敢行。
彼らの聞きにくい事を聞く“取材力”が問われる番組となっているが、実際に放送されるのは一般モニターと八木編集長の支持を獲得した作品だけ。どんなに頑張っても選ばれないVTRはお蔵入りという点が番組の大きな特徴であり、出演者が思わず涙する過酷さを併せ持つ。
放送開始からわずか2カ月でゴールデン特番を組む12月6日(日)は、直前に「M-1グランプリ2015」(夜6:30から)を放送。そのまま「聞きにくい事を聞く―」でも生放送を引き継ぎ、誕生したばかりのM-1チャンピオンに、聞きにくい事を聞きに行ってもらう、むちゃぶり計画が行われる。
取材内容は、喜びの絶頂にいる覇者が、ついさっきまで頂上を懸けて共に戦っていた敗者に対し、「敗れた今の心境は?」とマイクを向けるという、まさに“究極の聞きにくい事”。敗者から飛び出した答えに、勝者はどう対応するのか。
M-1のために練習を積み重ねてきたネタではない、フリートークの実力がいきなり明らかになる。復活初年度のM-1優勝者の“優勝後最速出演”に注目が集まる。
また、'07年にM-1を制したレギュラーのサンドウィッチマンに加え、'08年M-1王者となったNON STYLEも特別出演。期せずしてM-1覇者3組のそろい踏みが実現する。
さらに、劇団ひとり、吉村崇(平成ノブシコブシ)も初リポートに挑戦し、タカトシらが普段苦しめられている当番組難取材に果敢に挑む。
特番の今回は、“聞きにくい事”テーマの定番となっている「ちょっとだけ◯◯」シリーズに加え、初テーマも続々投入されるという。
激安宿泊施設で聞く「こんなに安くて怪しくないですか?」や、朝5時までやっている歯医者さんに聞く「通常営業と比べてどれくらい儲かりますか?」など、難航必至のお題が次々と課せられる。
4人の取材力が試される聞きにくい事を聞くゴールデン特番。放送が終わった後、あまりの反響に「なぜ今までゴールデンでやらなかったんですか?」と聞きたくなること、必至だ。
あらためて生放送特番への意気込みを、タカトシの2人は「初ゴールデンに初生放送というだけでなく、全国放送でM-1の直後で注目もされていますから、その中でOAされないという屈辱だけは避けたいです」(タカ)
「M-1からの流れでものすごい数の視聴者の皆さんが見てくれるでしょうから、そこで面白くないというレッテルを貼られないように頑張ります。ギリギリ通過でもいいので、とにかく1勝がほしいです」(トシ)と、それぞれ語った。
また、番組にちなんで「M-1グランプリ2004」で第4位だったタカトシに、優勝者のアンタッチャブルから「敗れた今の心境は?」と聞かれたらどう答えたか?という質問には、「僕は、アンタッチャブルさんの優勝を認めていません(笑)。実際にその2カ月後、お客さんが優勝者を決める別の大会で、きっちりアンタッチャブルさんに勝っていますから。“書きにくい事”を言いましたけど(笑)」(タカ)
「これは、タカが勝手に言っているんですからね(笑)。正直なところ、あの年はアンタッチャブルさんが圧勝。僕たちは決勝に残るのが目標だったので、それが決まったときに一番興奮していて、決勝自体はお祭り気分でした」(トシ)と、それぞれ答えにくい質問にも丁寧に答えた。
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