米倉涼子が怪しい家政婦に扮(ふん)するドラマスペシャル「家政婦は見た!」(テレビ朝日系)の第2弾が、12月5日(土)夜9時から放送される。
米倉演じる沢口信子は、あまりの美しさ故に、嫉妬心に耐え切れなくなった夫から捨てられた過去を持つ。そして、おかっぱ頭のウイッグと黒ぶち眼鏡、そばかすメークで本来の姿を隠し、幸せそうな家庭に家政婦として入り込んでは、その裏側を覗き見ることに喜びを感じている。
今回、信子が入り込むのは帝国真珠の会長宅。「金の星」と呼ばれる帝国真珠の社宝の天然パールが盗難に遭い、事件が公になると帝国真珠の株価が急降下。会長の岩倉寿三郎(西田敏行)と、現社長で異母兄妹の恒子(財前直見)との間には内紛が勃発していた。
そんな岩倉家に入り込んだ信子は、もめ事に興味を持ちつつも、謎の男から大切な真珠のイヤリングを取り戻すという目的があった。男の名前すら知らない信子であったが、会長宅にはその男とそっくりな紳士の肖像画が飾られていた。
都内で行われた試写会と米倉、西田、財前が登壇した舞台あいさつでは、米倉がセクシーな濃紺のドレスで現れ、隣に座る西田や、抽選で選ばれた観客を魅了した。
作品にまつわるエピソードについて米倉は、西田のアドリブについて激白。米倉が「私にチューしてきたのはアドリブ」と明かすと、西田は「気が付いたら彼女の頬に唇を寄せていて…何というか、自然な流れ(笑)。無理強いはしてなかったでしょ? あったか」とたじたじ。
しかし、米倉は「西田さんのチューは突然でした。でも、面白かったですし、『オッケー!』って思いました」とニッコリ。すると財前は「私にはチューしてこなかったですね」と笑いを誘った。
また、西田は「このドラマでは、涼子ちゃんがいつも楽しげで、僕も楽しかったです。きょうも特に楽しい! 露出度がすごいなって。でも、意外とそばにいると、見られないものですね…」とこぼした。
第2弾となる今作に米倉は「この作品は、私唯一のコメディーライン。気軽に楽しんでいただけたらと思います。今回、信子を演じたくて体がうずうずしてきちゃって、私の強い希望で作ってもらいました! 思ったことを全部行動に出せる“ストレスレス”な役ですごく楽しい」とアピールした。
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