TOKYO MXほかで放送中のアニメ「対魔導学園35試験小隊」(毎週水曜深夜1:05-1:35)が、12月9日(水)の放送で第10話を迎える。
これまで見たことがない人も、毎週欠かさず見てきた人も楽しめるように、初回から第9話までの振り返りとともに、第10話「草薙キセキ」の先行カットを紹介する。
【第1話『出撃!雑魚小隊!』/10月7日放送】
銃全盛の時代に剣で戦う草薙タケルと肝心なところで誤射しがちなあがり症のスナイパーである西園寺うさぎ、そして兵器改造マニアの整備担当の杉波斑鳩が所属する第35試験小隊は、通称・雑魚小隊と呼ばれていた。
このままでは進級すら危うい彼らに、学園長の鳳颯月は新たな隊員の補充を告げる。その隊員は最年少で異端審問官となり活躍していたが、とある理由から免許を剥奪されて学園へと戻されたエリート少女・鳳桜花だった。
【第2話『英雄召喚』/10月14日放送】
桜花に「俺はお前の仲間になることを諦めない」と告げるタケルだが、とある墓地を前にして彼女が魔女を憎むきっかけとなった悲惨な出来事を知ってしまう。桜花の悲しみの深さに、タケルは思わず言葉を失ってしまう。
しかしその瞬間、爆炎と悲鳴が街から噴き上がる。黒衣に身を包んだ幻想教団(ヴァルハラ)の幹部・ホーンテッドが高笑いをしながら、かつての〈英雄〉(エインヘリヤル)であったアーサー・ペンドラゴンを召喚してしまう。
【第3話『魔女入隊』/10月21日放送】
記憶の大半を失った状態で発見された“極光魔女”二階堂マリ。彼女は魔女として、初めて対導学園に入学してきた。そこで、35小隊はマリの警護を命じられるが、自由奔放なマリと、魔導を憎む桜花は反りが合わない。2人の反発に、タケルはすっかり頭を抱え込んでしまう。
そんな中、小隊の昇級を懸けて戦う“対魔導学園秋期模擬戦トーナメント”に35小隊も参加することなる。
【第4話『死霊術師は笑う』/10月28日放送】
理事長室でマリに関するある罪状が書かれていた書類を目にした桜花。だが、その報告書に一つの疑念を抱く。
翌日、トーナメント第2回戦が幕を開けた。対戦相手はなにかとタケルを目の敵にする同級生・霧ヶ谷京夜率いる15小隊の面々。しかしその試合中、京夜の幼なじみにして15小隊メンバーである吉水の体から、漆黒のいばらが噴き出した。
やがてうごめくいばらの中から死霊術師(ネクロマンサー)ホーンテッドが姿を現した。
【第5話『魔女狩り祭』/11月4日放送】
長らく廃止されていた「魔女狩り祭」が復活。そんな中、35小隊は「コスプレ社交会」を開催することに。
一方、うさぎは義母の元に呼び出され、とある通告を受けていた。 祭の準備が始まってからも、どこか思い詰めた様子のうさぎ。魔女狩り祭の実行委員長・天明路礼真との再会をきっかけに、ついに廊下で意識を失ってしまう。
その後、意識を取り戻したうさぎは「わたくしは今月いっぱいで学園を去りますっ」と、精いっぱいの笑顔でタケルに告げてきた。
【第6話『うさぎにだって牙はある』/11月11日放送】
「俺はうさぎと結婚する。あいつは俺の大切なものだから」と言い放つ礼真に対して、タケルは「うさぎは渡さない」と真っ向から対峙(たいじ)していた。しかし礼真が「王」になるための計画は着々と進行していて、やがて巨大な魔法陣が学園全体を取り囲んでしまう。
魔女のメフィストフェレスが礼真の正体であるとにらんだ桜花は、生徒会役員の泉堂と礼真の身柄確保に向かおうとする。果たしてタケルたちはうさぎを救い出すことはできるのだろうか!?
【第7話『裏切者』/11月18日放送】
颯月に呼ばれた斑鳩は1枚の写真を突きつけられていた。写真にはアルケミスト社で撮影されたダークエルフの細胞が写っていた。その後「私、しばらく学校休むから」と告げて小隊室を出ていってしまう斑鳩。何かが引っかかるタケルたちはこっそりと斑鳩の後をつけ始めるが、彼女は「境界線(ボーダー)」と呼ばれる危険地帯のそばで姿を消してしまう。
一方、境界線(ボーダー)内にあるアルケミスト社では、斑鳩とうり二つの外見を持つ赤い白衣の少女・杉波伊砂が、ある人物と顔を合わせていていた。
【第8話『錬金術師二人』/11月25日放送】
すでに絶滅している膨大な魔力を扱うことができる幻想生物・ダークエルフを復元することが伊砂の目的だった。実験計画を止めるべく、斑鳩は伊砂の元へ赴く。斑鳩の願いはたった二つ、ダークエルフの復元を阻止することと、かつてお互いにとって「居場所」だった友人の伊砂を救うことだった。
一方、斑鳩に打ち込まれた神経毒からようやく意識を回復したタケルは、拘束から解放された桜花やマリたちと合流。数百機のドラグーンを相手にしながら斑鳩の元に向かう。
【第9話『クレイジーサマータイム』/12月2日放送】
斑鳩がハッキングしたデータから、タケルたちは違法な魔導遺産取引の情報を手に入れた。しかし「アンタたちには無理だと思うけどね」という斑鳩。その現場はなんと夜のキャバ…社交場だった。ホステ…従業員に変装して現場に潜入する桜花やうさぎたち。さらに、七転八倒の末に確保した魔導遺産が、トンでもない代物だった!?
【第10話『草薙キセキ』/12月9日放送】
禁忌区域の最奥監獄、何重にも隔壁された一角に、ひとりの少女が監禁されていた。それは不確定古代属性“鬼”の所有者にして、タケルの妹でもある草薙キセキだった。キセキとの面会を終えたタケルの心は、いつだって穏やかではなかった。
そんな中、35小隊は珍しく魔導遺産の違法取引の現場を押さえ、次の現場ではミニスカサンタでティッシュ配りをしつつ標的であるB級危険指定の魔法使いに発信機を取り付けることに成功。ようやく追いつめた路地でタケルたちが聞いたのは、標的の断末魔だった。「おにい、ちゃん…?」そこにいたのは他でもない、タケルの妹だった!?
なお第10話は、TOKYO MXより12月9日(水)深夜1時05分から順次オンエアとなる。
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