モーニング娘。'15が12月8日、東京・日本武道館で全国ツアーの千秋楽公演を行った。
12月31日(木)で卒業をする鞘師里保は単独コンサートとして最後の出演となった。
オープニング「Oh my wish!」に続き、「君の代わりは居やしない」「What is LOVE?」と人気曲を連続して披露。13人の息の合ったパフォーマンスに会場の熱気は一気に高まり、1万人の大歓声が会場を震わせた。
鞘師卒業に向けたメッセージの場面では、メンバーそれぞれが鞘師に対する感謝の気持ちを語り、それぞれが涙をこらえながら必死に気持ちを伝えた。
また、鞘師のラストシングルとなる新曲「ENDLESS SKY」で、自身のこれからを連想させる「泣くわけないでしょ泣くはずない 自分で選んだ未来だから」のパートでは、鞘師がこらえ切れず涙をこぼす場面もあった。
終演後も熱気は冷めることなく、鞘師のイメージカラーの赤いペンライトで埋め尽くされた会場からは、ファンからの「鞘師コール」が続き、それに応えるために鞘師が1人で登場。
鞘師は「武道館でこんなふうにこんな光景が見られるなんて思ってなかったです。皆さんありがとうございます。(アンコールで披露した)「ここにいるぜぇ!」のときにメンバーがそばに寄ってきてくれたり、私の周りで踊ってくれたり、そして、9期のメンバーが私を(ステージの)前に押し出してくれたんですけど、私なんにも知らなくて。びっくりしましたけど、すっごくうれしかったです」と愛あるサプライズに対する思いを語った。
さらに「きょうでモーニング娘。としてのラストツアーなんですけど、(年内の活動まで)あと3週間残っています。いろんな気持ちで最後まで、まだまだ思い出を作っていきたいと思います。きょうは大切な日だと思うので、その日に皆さんと一緒にいられて楽しかったです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉をファンに伝えた。
【メンバーから鞘師へのコメントは「メンバーから鞘師里保へ…愛にあふれたメッセージ」で紹介】
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