'16年1月期スタートの桐谷美玲主演「スミカスミレ 45歳若返った女」(テレビ朝日系)に高杉真宙が出演することが分かった。
本作は、見た目は20歳、中身は65歳の女子大生・如月すみれ(桐谷)が、人生をやり直す物語。
幼い頃から家業に追われ、青春を過ごせず悔やむ65歳の如月澄(松坂慶子)は家のびょうぶから現れた、人の姿をした化け猫・黎(及川光博)の力で20歳の姿に。すみれと新たに名乗り、憧れの大学へ通い、恋や青春をやり直していく。
高杉演じる天野慶和は、如月家の墓を管理する「天楽寺」の住職・天野早雲(小日向文世)の息子。修行中の身だが、読経にダンスを取り入れようとするなど、軽いノリで早雲からたしなめられることも。
そんな慶和を「すごくお調子者。僕は映像作品でお調子者の役を演じたことがなくて…今回は明るい役なので楽しみです!」と目を輝かせた。
また、劇中で披露するダンスに「慶和は寺を今風に変えていきたいという思いから、読経しながらダンスするんですよ(笑)。ただ、そのダンスが思ったよりガッツリだったので、非常にヤバいなって思ってます…ダンスが苦手なんですよ」と苦笑い。
ダンス自体は「仮面ライダー鎧武/ガイム」('13~'14年テレビ朝日系)でも挑戦したという高杉。「その時も悩みながらやっていました。ダンスをする役が来ると、いつも不安と憂鬱(ゆううつ)に包まれるんです」とこぼしながらも、「今回はヒップホップなんです。これが本当に難しくて! でもこれを機に必死に練習して、ダンスに目覚められたらいいな」と意気込んだ。
さらに「今回は坊主頭ではないんですよ。残念です! いつか坊主頭にしたいんですよ。変身願望が強いというか…自分とは全く違う役になるのが楽しくて! パズルのように、演じる人物の思考回路と行動の流れがピタッとはまって、お芝居でもうまくいくと、すごく面白いなって感じるんです」と明かした。
今回、少女漫画「スミカスミレ」(高梨みつば著/集英社)が原作ということで高杉は「新旧問わず、アニメが好きで、原作を読んでいくうちに、マンガがすごく好きに。僕、いつか家をマンガ喫茶にしたくて、すでに1000冊を超えるマンガがあるんです。いつか床が抜けるんじゃないかってくらい(笑)」と意外な面を見せ、「『スミカスミレ』も出演が決まって、初めて読みました。こうやって出演作を通して、新しいマンガに出合えるなんてうれしいです」とニッコリ。
そして、高杉は自身が演じるドラマオリジナル役の慶和を「どうせだったら、原作に出てくる役が良かったな…(笑)でも、自分でキャラクターを作り上げられる利点もあるので、どんなふうに動いていくか、すごく楽しみだったりします」と語った。
最後に「今回は今までやったことのない役。ぜひ、僕の新しい面を知っていただけたらうれしいです。ダンスも必死に頑張っているので、優しく見守ってください!」とメッセージを送った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)