12月13日(日)にNHK BSプレミアムで、“ドラえもん”の初代声優・大山のぶ代の半生を描いたプレミアムドラマ「ドラえもん、母になる ~大山のぶ代物語~」(夜10:00-11:00)が放送される。
本作では、ドラえもんの声優を26年間担当した大山がドラえもんの声を担当するきっかけや、ドラえもんに人生をささげるに至った知られざる過去などが描かれる。
また、「ドラえもん」を通して、子どもたちに夢と勇気を与えようとした大山と、彼女を支えた夫と声優仲間のかけがえのない日々もつづられる。
先日、キャスト陣が登壇した取材会で、制作統括の千葉聡史氏は「最大の見どころはキャストの皆さんです。キャスティングに当たっては、ドラえもんのキャラクターをイメージしてキャスティングしました。今までのドラマとは違った発想で、視聴者の皆さんに楽しんでいただけると思います」と話した。
大山のぶ代を演じる鈴木砂羽はそれを受けて「私に“ドラえもん”の部分があったのか、と驚きました。確かに私は割と世話好きだったり、ネコも好きだったり。でもなんといっても大山のぶ代さんですよね。私はまさか大山さんの役が自分にくるとは思っていなかったので、実際に演じてみて、大山のぶ代さんという女性を考える、大山さんの全然知らない一面を知ることになって、同じ女性として、母性というものを考えるものがありました。
問題の“ドラえもん”になるというのはなかなか難易度が高いものでありまして(笑)。あまりやり過ぎるとふざけているのか!といわれてしまうかもと考え、探りながらやらせていただきました。
それ以上に、大山のぶ代さんという、素晴らしい仲間に囲まれている女性を見ていただきたいです」とコメント。
野比のび太の声優、小原乃梨子役を猫背椿、源静香の声優・野村道子役を田中美里、骨川スネ夫の声優、肝付兼太役を鈴木拓、“ジャイアン”こと剛田武の声優・たてかべ和也役を小川直也が演じる。
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