NHK総合より12月29日(火)に放送される特別番組「教えて!お天気キャスター 地球温暖化でどうなる異常気象」に、TBSの森田正光キャスターと日本テレビの木原実キャスターが登場することが明らかになった。
'15年も世界中で異常気象が相次ぎ、地球温暖化の影響が指摘される中、番組では気候の変動にどこまで温暖化の影響があるのかという疑問を解決していく。COP21(気候変動枠組み条約第21回締約国会議)が同意されたいま、世界規模で気候変動について考える。
番組ではNHKの井田寛子キャスターに加え、テレビ局の垣根を越えてTBSの森田キャスター、日本テレビの木原キャスターが登場し、異常気象と温暖化の関わりを分かりやすくひもとく。
さらに、テレビ局のキャラクターであるななみちゃん(NHK)、Boona(TBS)、そらジロー(日本テレビ)もスタジオに集合して番組を盛り上げる。
番組ゲストには内山信二と吉木りさが登場し、視聴者目線でキャスター3人に疑問をぶつけていく。
また、11月に行われた世界の気象予報士によるワークショップの内容を紹介。今世界で起きている異常気象の様子を伝える一方で、このまま温暖化の影響を受けた50年の世界の姿を気象予測によって映し出す。
民放のお天気キャスターを務める2人が、NHKの番組で共演するというのは初の試み。
森田キャスターは「最初はうそかと思いました。チャンネルを通して見ていることが多いので、共演の機会は本当にないんです。でもその割に、よくまとまっていたと思う。それにテレビ局のキャラクターがそろうのは画期的ですね」とコメント。
続いて木原キャスターは「普段は外で天気予報をしているので、こうしたスタジオでの収録は久しぶりで新鮮でした。ただ、晴れているのか曇っているのか分からないから、天気予報はやっぱり外でやりたいですね」と振り返り、「地方各局も入れて“STOP温暖化”などのキャンペーンも発信できると思う」とこの機会による可能性を示唆した。
「キャリアの長い大先輩のお二方なので、身ぶり手ぶりや言葉の使い方を直に勉強させてもらいました」と先輩キャスター二人との初共演を語る井田キャスターは、「問題意識はあっても、気候変動というと関心度が薄くなってしまう。今回は時間をたっぷり使って分かりやすく説明できたので、お昼の放送時にお子さんを含めた家族皆さんでぜひみてほしいです」と訴えた。
4分という通常の天気予報の枠を超えて、3人のキャスターがNHKに集結し気候変動と温暖について徹底解説する。この、一日限りの貴重かつ希少な機会は見逃せない。
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