熱狂的人気を誇る古屋兎丸のロングセラーコミックを映画化した「ライチ☆光クラブ」。'16年2月13日(土)の公開を前に、ポスタービジュアルがついに完成した。
本作のポスタービジュアルは、物語の象徴的なアイテムの一つであるチェス盤を想起させる格子調の模様と、成長を否定した少年たちのピュアな危うさを表現する白を背景に、玉座に捕われの身となった女神・カノン(中条あやみ)を取り巻き、9人の少年たちが配置されている。
“光クラブ”の創設者でリーダーのタミヤ(野村周平)と光クラブを支配し、醜い大人を排除した世界を理想とするカリスマ・ゼラ(古川雄輝)が背中を合わせていることから、対立関係にあることが見てとれ、光のない絶望の中で理想の世界を夢見る9人の美少年たちの行く末を案じさせるビジュアルに仕上がっている。
そして、原作の世界観に寄り添ったポスタービジュアルとは全くカラーの異なるデザインによる前売り券が、12月19日(土)より発売開始。
特典として、秘密基地の玉座前に集う光クラブのメンバー全員と、カノンと機械ライチ(声=杉田智和)の記念写真風の限定写真がセットになった「秘密基地のメモリアルフォトカード」が、全国共通前売り鑑賞券の購入者に先着で配布される。
また、今回主題歌アーティストも発表された。主題歌を担当するのは、PENICILLINのボーカリスト・HAKUEIが主宰する音楽ユニット「ライチ☆光クラブ」。
'11年に結成され、甘美で繊細、そして残酷な「ライチ☆光クラブ」の世界を音楽に昇華させ、多種多様なアーティストとともにライフワークとしてコンスタントに展開してきた。
HAKUEIは、元々、原作の古屋と旧知の間柄で、本作のアソシエイトプロデューサーと3人で、“漫画兄弟”というユニットを組んで活動している。今回、主題歌として「メルヘン☆ジャック」を書き下ろし、一層映画の世界観を盛り上げている。
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