12月18日(金)に放送される音楽バラエティー「関ジャニ∞のTheモーツァルト~音楽王No.1決定戦」(テレビ朝日系)で、演奏の正確性などを競い合うピアノ部門に、日本クラシック音楽界が誇る天才作曲家&ピアニストの新垣隆が登場する。前回、準決勝で涙を飲んだ新垣が、リベンジを果たすべく再び緊張の舞台に立つ。
新垣といえば、今やテレビCM、バラエティー番組などで大活躍する音楽家。日本クラシック音楽界におけるトップクラスの作曲家でピアニストというアーティスティックな一面と、親しみやすく謙虚なキャラクターが相まって、視聴者から熱い支持を集めている。
そんな新垣は前回「ピアノ王No.1決定戦」に挑戦者として出演。1回戦で完璧な演奏を見せ、初優勝への期待が大きく膨らんだものの、準決勝でまさかの惨敗を喫してしまった。
「ピアノ王No.1決定戦」では、特殊なピアノソフトを用い、1対1で演奏の正確さを計測。演奏の途中で曲のスピードが2段階アップするという、通常ではあり得ない特殊な条件が課されるなど、プロでもミスをせず最後まで演奏し切るのは至難の技だ。
前回新垣は、そんな過酷な条件を物ともせず、前半は完璧な演奏を披露。ところが、わずかなミスの連鎖が引き金となり、準決勝で姿を消してしまった。
当然演奏技術は文句無く、速度変化への対応も難なくこなす新垣にとって、もはや戦うべき敵は“己”のみ。プレッシャーに対する精神的な弱ささえ克服できれば、優勝への道は開けてくる。そんな自分へげきを飛ばすように、あのつつましい新垣が「今回こそは優勝を狙っています」と堂々の優勝宣言。惨敗から奇跡のリベンジ優勝を狙う。
今回、“見届け人”の一人として戦いを見詰めるカンニング竹山は、実は新垣にピアノを習ったことのあるいわば弟子に当たる存在。新垣の音楽家としての才能に触れている竹山は「新垣隆が1回戦で消えるなんてあり得ない。音楽家としてのすごさを出して優勝してほしい!」と、熱烈なエールを送る。
また、数々の共演を通して新垣の実力を知る関ジャニ∞の大倉忠義は「いつも残念。メンタルが弱いんですよ」と、ここまで結果が伴わないことに、MCの立場を超えてもどかしい思いを口にした。
そんな期待と不満に対し、新垣は静かにうなずきながら「たくさん練習いたしました」と回答。緊張とプレッシャーからか口数は少ないものの、その目には優勝の2文字がしっかり捉えられているようにも見え、落ち着いた足取りで初戦の舞台に立った。
緊張の対戦曲は、モーツァルト作曲の「トルコ行進曲」。序盤から流れるようなメロディーラインが印象的な曲で、スピードが上がる高速ゾーンでは超繊細な指の動きが求められる。この難曲で、オーストラリア出身の天才ジャズピアニスト、ショーン・フォランとの対決に挑む。
関ジャニ∞も見届け人たちも、日豪の天才同士による火花散るピアノバトルに目を奪われそうだ。
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