アニメ化に異議なし？アニメ「逆転裁判」が放送決定

日本テレビ系では、大人気ゲームが原作のアニメ「逆転裁判」を、'16年4月より放送されることが明らかになった。

原作は、裁判を題材にした人気アドベンチャーゲーム「逆転裁判」。'01年の発売以来、シリーズ累計販売本数が560万本を突破するなど、多くのファンに支持されている。

また、「逆転裁判」はゲームだけに留まらず、さまざまな分野にも進出。'12年には成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲ら豪華キャストによって実写映画化され、大きな反響を巻き起こした。

宝塚歌劇でも初めてゲームとコラボした舞台が上演され、3公演で合計8万人を動員するという大成功を収めた。他にも謎解きイベントや、東京ジョイポリスのアトラクション化と、「逆転裁判」の世界は多方面に広がっている。

ゲームは、プレーヤーが主人公の弁護士・成歩堂龍一(ナルホドウリュウイチ)となり、奇想天外な事件に巻き込まれながらも、無実の罪を着せられた依頼人を助けるという内容。アニメでは、成歩堂が新人弁護士として法曹界に足を踏み入れるところから描かれていく。

このアニメの見せ場は、何といっても個性的なキャラクターたちがぶつかりあう法廷バトル。成歩堂はライバル検事に絶体絶命のピンチに追い込まれるが、判決が下るまでは決して諦めない。

そして、「異議あり！」の言葉とともに反撃を開始。発想の逆転と依頼人を信じる心で戦い抜き、最後には事件の真相を暴いて無罪を勝ち取るという爽快感が作品の魅力になっている。

ほか、ゲームの世界同様、成歩堂の師匠で美人弁護士の綾里千尋(アヤサトチヒロ)、成歩堂の助手の綾里真宵(アヤサトマヨイ)、ライバル検事の御剣怜侍(ミツルギレイジ)ら、個性豊かなキャラクターたちが登場。彼らと繰り広げるコミカルな掛け合いを交えたエピソードにも注目だ。

監督は渡辺歩(ex.「ドラえもん」「宇宙兄弟」)、シリーズ構成は冨岡淳広(ex.「ポケットモンスター」「金田一少年の事件簿R」)、音楽は和田薫(ex.「犬夜叉」「金田一少年の事件簿」)が担当することも決定。

法廷を舞台にした新しいアニメ「逆転裁判」は'16年4月上旬スタート。新人弁護士・成歩堂龍一の活躍を楽しみに待っていよう。