カンテレの年末恒例スポーツ特別番組「闘う大忘年会2015」(12月28日(月)昼3:50-5:40)に阪神タイガースの金本知憲監督が登場。ブラックマヨネーズと関本賢太郎が、「真弓(明信元監督)がショートのころから阪神ファン」という吉田敬を筆頭に、“阪神ファン・吉田の尽きない心配事”を次々とぶつけていく。
始めに吉田が「現役時代にフルイニング出場していた監督だから、選手は骨折しても休めなさそう」という心配事を話すと、金本監督からは「骨折した場所によりますよ」と“鉄人”らしい回答が。「もし選手が風邪をひいても休めない?」という吉田が続けると、「39度なら無理やけど38度なら○○○!」と金本監督の武骨な監督論が明らかになる。
「選手がむっちゃ怒られそうで心配」という懸念には、金本監督は「できるのにやらないことは怒りますけど、一生懸命やってのことは怒らない」と答え、鳥谷敬選手には「3割は打てると思っています。ホームランも15本くらいは打ってほしい」、藤浪晋太郎投手に対して「柱になってもらわないと」と期待を語り、キャプテンに就任した福原忍投手についても「実力的にも、もうひと頑張りできると考える」と断言。
また、広島時代からの深い因縁がある、前中日コーチ・達川光男と弟分・新井貴浩選手からの激辛メッセージも紹介される。さらに新井選手の阪神FA移籍に話題が及ぶと、金本監督自ら「今はもう時効だから言うけど…」と知られざる真実を激白する。
'15年4月に「カンテレ野球中継2015」総監督に就任したブラマヨが登場した阪神の試合が3戦3敗だったことに吉田が触れると、金本監督は「決まりじゃないですか…来ないでください!」と笑顔で切り返す。慌てた吉田は「来シーズンの為に(勝ちを)ためていたんです!」と反論。小杉竜一も「監督が言うと本当に呼ばれなくなるので!」と焦りを見せた。
さらに、秋のキャンプで監督にしごかれた藤浪投手、今成亮太選手、梅野隆太郎補手、江越大賀選手らが本音を告白した“若トラ(秘)座談会”VTRでは、金本監督も若手の本音に驚く。だが、収録後に金本監督がVTRを見ることをネタばらしされた藤浪投手は「毎試合3点あれば20勝します」と金本監督に約束するはめになってしまう。
そして、収録の最後には金本監督が'16年シーズンへの公約を発表し、監督としての決意を明らかにする。
■出演者コメント
――番組収録を終えて感想はいかがですか?
金本監督:来期に向けてのチームの話を、楽しく本音で言うことができました。
関本:引退して初めてインタビューするのが金本監督で緊張していたのですが、ブラマヨさんのおかげですごく楽しい時間を過ごすことができました。僕が聞けないようなことも聞いてくれたので本当に楽しかったです。
小杉:オーラがすごかったですね。少し話しただけでもついていきたいなと思わせる監督。人を引きつける人だと思いました。
吉田:答えにくいことも質問させていただいたのですが、言葉にはならずとも表情では答えてくださっていたので、監督の表情、関本さんの表情を見逃すことなく見ていただければ!
――番組の見どころは吉田さんの質問に金本監督と関本さんが表情で答えている部分ですね?
吉田:特に去年のタイガースの話の部分の関本さんの表情とか…(笑)。
小杉:去年のことは「僕はいたから何も言えません」と関本さんが言っているのは、言葉では何も言っていませんけども、言っているのとほぼ変わりませんからね(笑)。空気感ではほぼ何か言ってた。その辺がリアルでした。
関本:お察しください、みたいな。
吉田:表情でもお楽しみください、という感じです。
――きょうの質問でもう少し聞きたかったという質問はありましたか?
吉田:時間あったら全部ですよ。「俺ら甲子園行かない方がいいですか?」の質問がいらなかったなって思って。
小杉:「来るな」って言われましたからね(笑)。
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