「烈車戦隊トッキュウジャー」(テレビ朝日系)のトッキュウ4号/ヒカリ役でブレークした注目株・横浜流星が舞台「闇狩人」に出演、空手仕込みの本格アクションを披露する。
原作は、88年から90年にかけて「少年ジャンプ」に連載された坂口いくのストーリー漫画。バブル全盛期の華やかな社会を背景に、“闇狩人”が表と裏の顔を使い分け、卑劣な悪人を成敗する、という内容から“現代版・仕事人”と話題になった本作。今回、昨年の山崎賢人主演舞台「里見八犬伝」も手掛けた演出・深作健太氏、脚本・鈴木哲也氏が、アクション現代劇として16年に蘇らせる。
横浜は96年生まれ、神奈川県出身の19歳。14年の「-トッキュウジャー」でブレーク後、15年はドラマ「JKは雪女」(TBSほか)、主演舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE」で人気を不動のものにした実力派。ことし最も注目される若手俳優の一人だ。今回は、闇狩人・我竜京介(がりゅう・きょうすけ)として、特殊加工されたけん玉を武器に、巨悪に立ち向かう。横浜は「『闇狩人』の世界に堂々と“存在”できる様にしっかりと向き合っていきます」と意気込む。
そんな横浜だが、実は極真空手・初段の腕前で、中学時代には世界一にも輝いた実力の持ち主。そのキレのある身のこなしが「―トッキュウジャー」でも注目を集めたが、今回もアクションが大きな見どころ。横浜は、「特殊な武器を使い、普通のアクションとはまた一味違うド派手なものになると思います。僕の武器である空手で培った力も存分に活かして、面白いものにしていきますのでご期待ください」と、気合十分。
闇狩人の一人で、横浜演じる我竜のよきライバル・間武士(はざま・たけし)役で主演するのは高杉真宙。ドラマ「表参道高校合唱部」(TBS系)での活躍も記憶に新しい高杉は、横浜とは親友同士。待望の本格的初共演に、横浜は「なにより同い年で親友の高杉真宙との共演は念願なので楽しみです」、高杉も「流星は本当に格好よくて殺陣が上手く、運動神経がよくて、僕がうらやましいなぁと思うところがめちゃくちゃ多いんです! 一緒にいい作品を作れたらと思います」と、お互い早くも刺激を受けている様子。舞台上でどんな化学反応が見られるかも楽しみだ。
ほか、闇狩人として鈴木勝大・荒井敦史、最大の敵・皇静馬役で丸山敦史が出演する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)